◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

兄弟の夢------月を目指す--------！！






ついに最後のバックアップクルーが決定。

いやぁ、粋な計らいだよなぁ。

バトラーの人選にも拍手！！


こういう所が凄いなって思うこの作品。

選ばれた人たちは、その人だけじゃない。
いろんな人の夢も一緒に背負ってるんだよね。


今丁度オリンピックやってるから余計そう思う。

選手もみんなこのスタートラインに立つまでに、いろんな人の思いと、願いを託されて来てるんだ。

ひとりじゃ出来ない。






でも･･･残念ながら個人の主張が凄すぎて、いまだバラバラの六太のチーム。


走り一つでもてんでバラバラ。



このチームにはリーダーがいない。

それに気づいていた六太。

ならば自分が！！


-------と思うのだが、気合いだけで乗り切れる面子でないわけで。

ビートルの操縦訓練をさっさと片付けるぞと仕切ろうとする六太だけど･･･。


誰も聞いてくれないし、似合わないとか、今さらとか、軽くあしらわれてしまう。
アンディに至っては「無理するな」だって（＞＜）



そしてビートルの操縦訓練開始。

ベティと一緒に乗った六太は、あまりに遅いビートルの速度に驚く。

それより気になったのは、ベティの肩に彫られたタトゥ。


月のマークなのか、Cのアルファベットなのか。


どうやらそれは月だったよう。

でも、じろじろ見るなってキツク言い渡されてしまう。




訓練終了し、ビートルから出て来た所、そこにいたのは------エディ！！

茫然となるベティに、エディは、自分も月へ行ってみたくなったと軽く挨拶をしたのだ。


六太はエディとは初対面。
でも、彼がどんな人物なのかは勿論知ってるわけで。


気軽に「兄弟」と声をかけてくれたエディに、六太は高揚して自己紹介するのだった。



同じ兄弟での宇宙飛行士同士。
通ずるものはあるだろう。



なんと強い味方！！


サブクルーのリーダーとして皆に紹介されたエディ。

だが、エディにとっても、月へ行くのは初めての経験。



月に立った時の喜びは君らと一緒だと言うエディ。


「共に月に立とう」




六太は思う。



「一瞬にしてわかってしまった。

リーダーというのはやはり安心と興奮を同時にくれる。
この人は、俺たちのリーダーだ」




問題児ばかりのこのチームにやってきたリーダーは、どういうわけか温和な人。

それでも変わらない皆のスタイルを見て、エディは言う。



「いいねぇ。
ワクワクしてきた」



そしてエディがまずこのチームに提案したのは･･･料理を順番に作ること！！


最初の担当はベティ。

女だから誰でも料理がうまいというわけでない典型的パターン！？


どうやら彼女は料理は不得手のようで、皆はコショウの味しかしない辛いものを食べさせられてしまったよう（＞＜）


それでもエディは持ち回りの方が楽しいじゃないかと笑って食事を続ける。



ま、早めにベティの料理の味を知っててよかったって事で。
これ、月で初めて知ったら事件でしょ。


で、マイペースに走って一番遅くやってきたカルロはこの料理の事は知らないので、皆で黙って様子を見守る事に。


一口食べたカルロの絶叫が響き渡るのだった---------（わはは）





今度は遭難した際の位置特定のためのスケッチ。


なるほどそういう訓練もあるんだ。

情報を聞いてそこがどこなのか絵に起こすのだけど･･･。


皆擬音とか、ジグザグとか感覚的な説明ばっかで全然的を得ない話ばっかり（＞＜）

そんな中でもそれらしい雰囲気の絵を描ける六太は流石♪





さて、エディが次に提案したのは、ジョギング方法改善。

そのシュミレーションを夜にやると言い出し、２ｋｍのコースをキャンプ周りを走るのを止めるというのだ。


もっとワクワクするやり方をするというのだ。

そこでエディが話してくれたやり方は、キャンプ地から２ｋｍ離れた適当な場所へ車で移動し、そこからキャンプ目指して走るというのだ。


ただし目標時間を設定するので、それより早くても遅くてもダメだと。

そして、時計を持っていいのはエディだけ。


こりゃ面白い事を思いついたね。


ゴールは見える場所。

でも、時間が分かるのはエディだけだとすれば、一緒についていかなければ感覚が分からないわけで。



仕方なし･･･？

でも、なんと初めて６人が揃って走り始めたのだ！！


おおお！！
凄い！！


エディは笑っていつもの通りバラバラに走ってもいいんだよというのだが、皆不満そうな顔をしながらも、横一に連なって走るのだった-----。




考えたねぇ。

これは面白い。


嫌でも足並みをそろえさせられるわけで。

ここからが本当のスタートになるわけだ。

エディの温厚そうな外面に騙されるというか、そこは経験がものをいうというか。
さすが年の功。


いつの間にか彼のペースに乗せられてる。


面白い効果を発しそうな予感だね。




で、次回は気になってたベティの過去が明かされるようで。

子供いるんだ！！

まずそれに驚いたよ。






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