自分との戦い---------!!
考えるなと思うほど勇太の事を考えてしまう七宮。
でも、勇太はいつも通り。
そして六花の心配ばかり。
この恋を悟られるわけにはいかない。
必死に隠そうとする七宮。
その姿は当然勇太に変な奴と思われてしまうわけで。
でも、プールでばったり遭遇したり、縁だけは切れないようで。
その変化に気づいたのは十花だけ。
そこで十花は森夏、凸守、くみんに願いを託す事に。
十花ってば、ストレートに七宮が勇太に恋してるって話をしたよう。
すっかり監視役になった3人。
そこで3人は直接七宮を呼び出し、ズバリ勇太が好きなのか問う事に。
勿論否定する七宮だが・・・勇太の写真を見せられただけで動揺し、顔を真っ赤にするという、実にわかりやすい態度。
これじゃバレバレ。
でも、略奪とかそういうのだけはするつもりもなく、恋心は封印したと断言。
七宮は恋より魔法魔王少女を選んだのだ。
ではどうするつもりなのか?
私は変わらないと言う七宮。
これは自分との戦いなのだから。
「答えは二人で出せ」
イタリアに帰るというメールを勇太に送った十花。
六花と勇太はそんな七宮の気持ちに気づかない。
互いの姿しか目に入らないよう。
今晩は町内で行われる盆踊りがあるよう、
屋台に出店している森夏と凸守、くみんはヨーヨー釣りの店番。
そきへやってきた六花と勇太。
樟葉は早速焼きそば屋台に駆り出されてるし(><)
六花は今日は黒地に花柄の浴衣♪
でも、早速何か気配を察したらしくふらりとどこかへ行ってしまったのだ。
そこへやってきたのは----------七宮。
勇太たちが出かけるのを見て、思わず隠れてしまった自分が許せなかったよう。
「戦争しに来た。
私の中の敵と」
そう森夏たちに宣言する七宮。
どこかへ行ってしまった六花を探して人波から外れた勇太を追って行った七宮。
すると突然雨が降り出し、雨宿りをするしかなくなってしまう。
その時、戦争を始めると言い出す七宮。
そして、恋人契約をした六花とキスをしたかと問うてきたのだ。
何を聞くのかと思いつつも、正直に答える勇太。
邪王真眼が好きか?
好きと答える勇太に大ダメージを喰らう七宮。
己の中での戦い。
それでも六花の事を話す勇太の言葉を受け入れる七宮。
勇太は凄い。
そう言ってすべてを受けいれてくれた。
認めてくれた。
その時、六花からメールを受け取った勇太。
行ってあげてと背中を押してやる七宮。
そして、勇太は気遣いつつも、あの日と同じように上着を翻し、雨の中行ってしまうのだった------。
こみ上げるものを必死でこらえた七宮。
涙に勝利した七宮は、雨の中飛び出し、笑って勝利宣言するのだが・・・。
その時、不意に背後から差し出されたビニール傘。
丁度手頃なのが落ちていたと言って渡してくれたのは・・・勇太。
流石にこれはやられてしまう七宮。
「ずるいよ・・・。
この不意打ちはズルイよ・・・!!
こんなのダメだよ!!」
大粒の涙を流し、泣き出してしまう七宮。
頬のシールがはがれおちてしまう。
その姿を茫然と見ているしかできない勇太だった------。
切ないねぇ。
自分に言い聞かせるつもりの勇太の言葉による攻撃。
まさに自分との戦いを繰り広げた七宮。
勝利した瞬間のやさしさは不意打ちだわ(><)
これは確かに勇太に非があるわけでもないだけにズルイとしかいいようがないよなぁ・・・。
それでも七宮は自分の気持ちを押し殺しそうな気はする。
二人の邪魔はしたくないと考えていると思うし。
でも、流石の勇太も七宮の気持ちに気づいただろうからなぁ。
どうするんだろ。
そして六花は・・・?
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