さようなら-------------!!
里美との別れを意識した新一。
理解されないという寂しさはあれど、悲しみはやはり感じないのか・・・。
感情のベクトルが新一は欠けてしまった。
これでよかった。
あの探偵・倉森が自分を見張っている以上、里美が舞い込まれてしまうのは、新一も本意ではないから。
ふて寝する新一に、では逆に倉森が誰に頼まれて調査を続けているのか探ってはどうかと提案するミギー。
人間を殺すという事に拒絶反応を示す新一に歩み寄ってくれたよう。
そこでまずは味方を呼んで協力してもらう事に。
現れたのは、久しぶりの登場、宇田さん♪
寄生したパラサイトを顎だからジョーと言う名前をつけた宇田。
ぶっ殺しちゃえと、物騒な事を言うジョーを宥め、相手を探る事になり、顔は知ってるかと言われて、ミギーが倉森の顔に変形してみせたのだ!!
すると、ジョーも同じ顔に変化。
かなりキモイ図(><)
一方、田村にこの捜査報告を渡す倉森。
疲れた顔をしている倉森を見て、医者に診てもらうことを勧める田村。
だが、倉森は右手が襲ってきたと訴えるのだが・・・自分自身で納得できる現象ではない。
田村はここが限界と、倉森を切ろうとするのだが、彼はこんな中途半端な所で調査を辞めるなどできないと訴える。
帰ろうと席を立った田村を追いかけようとして転んでしまう倉森。
それを見た田村は、あまりに滑稽な姿に、知らず笑ってしまったよう。
無自覚に笑っていたことを家に戻って察した田村は、思わず奇声をあげて笑ってしまうのだった-------。
だいぶ田村も人間らしくなったという事なのか。
無自覚という意識すら新鮮だったろうに。
学習して成長するパラサイト。
これは人間との共存も夢ではないという証じゃないのかなぁ。
さて、倉森の方はやはり諦めきれず、個人的に新一をつけ狙う事にしたよう。
そんな新一を見守っている宇田の図。
簡単な信号的なものなら仲間同士で送れるパラサイト。
宇田はすぐに倉森が新一の後を追っている事をジョーを使いミギーに報告してきたよう。
車で追っていた宇田と協力し、危害を加えるつもりはないと言って、倉森と話がしやすい場所へ移動した新一。
だが、彼は酷く怯え、新一の話を聞いても落ち着きを取り戻しはしたが、懐疑的な光を失う事はなかったのだ。
倉森には自分たちの事は黙っていて欲しいと願う新一。
だが、倉森に言わせれば、他にもパラサイトはいるという事。
それを放っておいていいのかという事。
本当に人類の事を思うなら、名乗るべきではないのか。
たとえ実験材料されたとしても自己犠牲は必要ではないかと言い出したのだ!!
するとこれにはミギーとジョーが黙っていられなくなったよう。
すぐさま変形し、倉森を狙ったのだ!!
新一の制止の声で一撃は避けられたのだが、眼前に突きつけられた変形した刀と言葉をしゃべるパラサイトという実態を見せつけられ、イヤでも信じるしかできなくなってしまった倉森。
するとミギーは、新一はまだ高校生で、母親を殺され屍をまたいで来たと切々と訴え、お前だったら耐えられるかと言ったのだ!!
まるで情に訴えるような言い方。
ミギーらしくないと思う新一。
でも、最後は自分たちの事をばらしたら殺すと宣言。
それに依頼主が誰なのかおおよその見当はついている新一たち。
田宮だろうと言うと、その名前に近い田村の事を言い当てられ焦る倉森。
しかもミギーは最後に奴もパラサイトだといったのだ!!
にわかには信じられない倉森。
その夜。
田村から電話を貰った新一。
そして大学の屋上へ呼び出されてしまう。
今度は田村は大学講師でもやっているのか?
否、どうやら田村は生徒として講義を受けているよう。
これで人間の事を学ぼうとしているのか。
その時、教授が講義していた話は---利己的遺伝子について。
愛のように思える、思いやりなどの行為は存在しない。
それは遺伝子がよりよく伝わるための行為だと言うのだ!!
他者を助けたり、他種を保護するなどという動物行為もあるので、異論もあるというのだが・・・。
考えてみるには面白い考察かも。
そして赤ん坊を抱き、屋上へやってきた田村。
警戒心を強める新一だったが、田村がここを選んだのは、めったに仲間に遭遇しない場所だからというだけのよう。
まずは倉森を雇ったのは田村なのか確認する新一。
ま、これは既に確定事項だったわけですが。
そして、広川市長について問うのだが・・・田村はよく知らないと言うのだ。
ただ、やみくもに人間を殺す事がいいと思わないと気づいたと。
共存の道を考えているのではないのか。
だが、新一にはどうしても許せない事があるのだ。
それは------母親を殺されたという事。
カンのいい田村は母親が行方不明だという事を思い出し、全てを悟ったよう。
腕に抱いた赤ん坊。
まだ何もしていないという田村。
丁度そこへ人がやってきたので新一は思わず逃げ出してしまったのだ。
「どけよ!!
人間ども!!」
怒りが収まらない。
激しい動悸が新一を襲う。
全力疾走して肩で息をしていたその時、新一に声をかけてきた女性が。
それは路上占い師。
どうやら新一の悲しい顔が気になったようで、思わず占ってあげると声をかけてしまったよう。
彼女は差し出された新一の左手を見て、
一瞬で胸に穴が開いてるわねと言ってのけたのだ!!
驚きつつ、どうすればいいかと助言を求めた新一。
すると
占い師はもう一度その胸に穴をあけた人物と会うのよと言ったのだ!!
「会って話してなにもかもすっきりさせることよ」
胸の穴を防げるのは、その人物だけだと言うのだ。
すると、新一は顔を暗くゆがませ、自嘲気味にくくくと笑ったのだ。
「その相手なら、殺したよ-------」
怯える占い師。
堕ちたなぁ。
新一がどんどん闇へ落ちていく。
でも確かに新一が今の新一でいられなくなったのは、母親の一件のせい。
この痛みの共有をしてくれる人物がいないのが原因じゃないのかなぁ?
いっそ里美に告白してしまえばどうよ~とか思ってしまうけど、新一には無理なのか。
でも絶対戦いの最中を里美は見てしまう時が来るんだろうと思う。
さぁて、新一がこれからどういう方向へ向かっていくのか、なんかどんどん孤立してて淋しさしか感じないんですが(><)
苦しいなぁ。
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