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全中決勝戦---------!!
やっぱり気になるのは端折りすぎたエピソード。 なんか話は分かるんだけど、ダイジェスト感覚で、ちょっとした些細なエピソードが削られてるのが寂しいよ。 対戦相手にしても、試合にしても。 それだけが気になる過去編・帝光中編ですわ。 作画は完璧なんだけどなぁ・・・(><) 2年生の全中大会決勝戦。 試合前でも皆言いたい放題で、協調性はゼロ。 でも、バラバラの個性がかみ合ってこそのチームだと言った赤司。 勝つことがすべてなのだから。 白金監督は今まで通りでいいと言った。 必要なら指示を出すからと。 そんな彼が青峰を呼び止め話をした。 監督は最初から非凡な才能を秘めた青峰の事を分かっていた。 その才能が開花すれば今のようになる事も・・・。 気づいていながら何も言わなかった事を謝罪する監督。 彼はそれでも青峰の才能が開花した姿を見てみたかったから・・・。 「そして、頼む。 その才能を無駄にしないでほしい」 投げ出すな。 諦めたら何も残らない。 黒子にそう言ったのは、青峰だった。 その言葉を用いて白金は青峰にエールを送ったのだ。 ・・・パクったって認める監督が好きだ~(≧▽≦) 白金監督の言葉に、まだ自分の中に『勝ちたい』という気持ちが残っている事を感じる青峰。 だから、試合は投げない。 そして、優勝してみせた彼ら。 試合終わって早々にお菓子食べるって言いだす紫原は通常仕様か(^^;) それに乗る緑間には驚きなのだよ(わはは) でも・・・勝っても笑顔すらない彼ら。 はしゃいでいるのは黄瀬だけ。 そんな彼らに、もっと喜んでいいんだぞ、せめて今だけはとその頭をはたいた虹村。 そんな虹村たちも「引退」って、台詞で終わり~!? ええぇぇぇ!? 雑すぎ~~~(><) うぇ~~ん。 もう少しフォローしてほしかったよ。 更には白金監督も倒れたって描写で終わりなんですか(><) オイオイ。 本当端折りすぎでしょ。 監督の存在って大きいわけじゃないですか。 それを簡単に済ませないで欲しかったわ。 白金監督は病気のため引退。 次に部を率いる事になったのは、真田コーチ。 そして次々と開花していくキセキたち。 まずは紫原。 凄まじいパワー。 だが急激な成長は・・・青峰同様、危うさを感じさせられるものだった。 緑間はあり得ない距離からシュートを決められるようになった。 そんなスター選手たちを特別扱いをしろと校長から命じられてしまう真田監督。 彼らはまだ子供だと訴えても・・・いい宣伝になると聞きれられない。 そんな彼らの成長が、黒子も、さつきも怖いと感じていた。 青峰が変わった時の事を思いだしてしまうから。 そんな青峰とは・・・全中が終わってからまともに話もできなくなってしまった黒子。 さつきは思わず聞いてしまう。 「みんなずっと一緒だよね? これからもずっと仲良く、一緒にやっていけるよね?」 「はい。 ずっと、一緒です」 だが・・・一度狂い始めた歯車は、もうかみ合う事はなかった。 ますます個人芸に走り出すキセキたち。 部員たちと差が広がるばかりで、ついに練習をさぼってしまった青峰。 だが真田監督は断腸の思いでそれを認めたのだ!! 上からの命令。 練習に出なくてもいい。 ただし試合には出る事。 勝てばいいと-------!! その言葉に愕然となる青峰。 そりゃそうだよね。 練習は出なくていいなんて、およそ監督が言う台詞じゃない。 辞められたら困ると保身に走り、青峰を信じていないという事。 特別という存在。 でもそれは喜べない待遇。 勝てばいいってそれだけなのだから。 そりゃバスケが楽しいとか思えなくなるよなぁ。 どうすればいいかわからなくなるよ。 迎えに来た黒子に「何のために練習すんだよ」って言いたくなる気持ちもわかる。 「試合に出ればイヤでも勝っちまうのに? 戦意も失せた相手をこれまで以上に叩き潰せるようになればいいのか?」 気持ちは分かるという黒子に吐き捨てる青峰。 黒子のように一人では何もできない奴に何がわかるのかと。 出来ない事を嘆いても仕方ない。 僕は全力でパスを回すために・・・!! そう訴える黒子。 だが・・・。 「誰にパス回すんだよ、そのパスは。 お前のパスがなくてももう、オレは一人でどんな奴にも勝てちまうのに?」 オレに勝てるのはオレだけだと言った青峰。 「あんときからお前のパスは貰ってねぇ。 ついこの間なのに、もうずいぶん昔の事みてぇだ。 オレは・・・もうお前のパスをどうやって取ればいいのかも、忘れちまった・・・」 自分の成長を誰より喜び・・・嘆いたのは青峰自身だったのかもしれない。 まだ皆と対等に戦えるだけの力しかなければと考えただろう。 それは力を持つ者の傲慢かもしれないが、孤独という悲しい代償でもあるわけで・・・。 そんな青峰に何も言えなかった黒子。 彼もまた言葉を持たない。 あまりに違いすぎる立場。 バスケが好きという思いは同じだったはずなのに・・・。 このシーンはじっくりやってくれてよかったわ。 青峰の絶望感と黒子の悲しみがよく伝わってきたかと。 そこから練習に来なくなった青峰。 それは当然部の雰囲気を悪くしていた。 そしてついに紫原も試合に勝ちさえすればいいなら自分も練習しないと言い出したのだ!! 当然認められないと言い出す赤司。 だが、最近の紫原は、自分より劣る者の命令など受けないと強気姿勢。 そこで二人は1on1の試合をすることに。 力の勝負。 だが・・・なんと赤司が追い詰められてしまったのだ!! 「この僕が負ける・・・?」 そんな事はあり得ない。 赤司は父に常に勝者であれと言われ続けてきた。 そうでなくては認めてもらえないのだ。 「すべてに勝つ僕は、全て正しい」 今何が起きたのか!? 今までの赤司ではない。 一瞬で紫原からボールを奪ってみせた赤司。 紫原を「アツシ」と呼んだ彼の瞳が光る。 「僕に逆らう奴は、親でも許さない-----!!」 そして、勝負は赤司の勝利。 明日からも練習に来ればいいんでしょと投げやりな紫原に、なんと赤司は、試合に勝ちさえすれば好きにすればいいと言い出したのだ!! 自分たちのレベルでは、無理に足並みをそろえるのが無理だと言う赤司。 先ほどとうって変わっての意見に驚きを隠せないチームメイトたち。 「キセキの世代にとって、チームプレイは邪魔なものでしかない」 なんという事。 青峰の事は諦めろと黒子に言い出す赤司。 彼は一体誰なのか? 「僕は赤司征十郎に決まってるだろ、テツヤ」 それは赤司の中のもうひとりの赤司。 それを隠そうともしない彼。 勝つ事を最優先としたチーム。 だが、これをチームと呼べるのか? 殺伐として、仲間意識がなくなってしまった帝光中。 練習に来なくなってしまった青峰と紫原。 そんな人事を尽くさない奴らに苛立つ緑間。 黄瀬はつまらない気持ちが丸出し。 それでも居残り練習をする黒子。 そこへやってきた赤司に、黒子は「赤司くんはバスケが好きですか?」と問う。 だが、好きという感情は勝つために必要か?と逆に問われてしまう。 黒子にはもうわからない。 今のバスケ部は明らかに変わった。 赤司が変わってから・・・。 だが赤司はきっぱりとそれを否定し、そして肯定したのだ!! 「元から僕は二人いて、それが変わっただけだ」 信じるかは勝手。 チームが変わったから自分も変わったと言い出す赤司。 最早帝光中外に敵はいない。 あるとすればむしろ内側。 内部崩壊をさせないためにも、そうするしかなかった。 「僕らはもう、力を合わせるべきではないんだ」 そんな風に言う赤司。 青峰と黒子。 光と影。 だが・・・強くなりすぎた光。 だから合わなくなったのだ。 「勝つこと以上に大切な事は、ないんですか?」 思わず問うてしまう黒子に、赤司はきっぱりと「ない」と答える。 「漠然とした理想など、無力なだけだ」 そうかもしれない。 成長すれば人は変わる。 だが・・・黒子は全中で優勝する前の皆に戻りたかっただけなのだ。 思わず浮かんだ涙。 辞めたいのなら止めないと言い出す赤司。 続けたいなら受け入れろと・・・。 「この先も帝光中のシックスマンでありたいのなら--------」 うなだれるしかできない黒子。 ここでEDが入るのが秀逸すぎるわ。 この音楽がまた切ない(><) 赤司さまのオペラなBGMもすごかったなぁ。 今回は演出はナイスでした。 岐路に立たされてしまう黒子。 苦しいねぇ。 本当に見ててつらい。 楽しいはずのものが楽しくなくなっていく。 うまくなればなるほど広がる差と距離。 初めは皆バスケが好き。 それだけだったはずなのに・・・。 発展途上の頃の皆が楽しかった。 だからこそそこへ戻りたいと願った黒子の気持ちは痛いほど分かる。 次は3年。 最後の試合。 荻原が何かあれば電話しろって言った萩原へ黒子が答えた「…はい」の返事の間がまた切なかった(><) 迷いがあるよね。 次回の作画が神っぽいじゃん♪ 内容はあれだけど、それは楽しみすぎるわ~(≧▽≦) お菓子を食べる赤司って珍しい。 味見は紫原の仕事なのか!?(わはは) ここの主従関係もやっぱ好きだわ♪ 分かりやすい力関係がすがすがしいと思うよ。 ←よろしければポチっとお願いいたします♪ 第64話 10706HIT/1/5 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓ <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/aa5f2914ba75306f8a321431e010ccdb/ac お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/04/21 08:53:37 AM
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