テーマ:英語のお勉強日記(8041)
カテゴリ:英語の勉強
先週、掲示板にlilyさんから英語の勉強法のご質問をいただいたのですが、 日記にとりあげると言ったきり、お返事が遅くなってごめんなさい。 て、ああ!!どうしよう! 子供の頃に英語に触れる機会などあったわけでもなく、 大学の専攻も語学系ではなく、 英語圏の大学や大学院に留学していたわけでもない、 つまり、私はごく一般の日本人なのです。 だからこそ、英語の勉強法を聞いているんだ? (は、はい、そうですよね。) しかし、このブログを読んでくれている、 日本の私の友人達は留学経験者が多く、英語が堪能だし、 『あなたが英語の勉強法を語る気?くす。』 と笑われそう。(弱気な私、、、) では、まず、私が働いた会社(外資系企業、日系商社)にいた、 『ほほお~!』 とうなるくらい、 英語の発音や言い回しが上手かった人達を、振り返ってみることにします。 彼女達は、 ・帰国子女。 ・日本育ちだが、ずっとインターナショナルスクールに通っていた。 ・小学校から英会話に力を入れる私立の学校で、 更に子供の頃からネイティブスピーカーに英会話を習っていた。 という人達でした。 (て、問題は、大人になってから、自分で勉強した人達はどうなの?ですよね。) もちろん成長してからも、英語圏の高校、大学や大学院に 留学していた人達は、 やはり、『ほほう。英語が上手いな。』と感心していました。 TOEICの点数なども、海外駐在していた人よりも、 英語圏に留学していた人のほうが高いという結果も出ているように、 仕事で海外に何年か滞在していたからといって、 必ずしも英語力が高いわけではない、というのも分かりました。 同じように、国際結婚をして何年もたっている人や、 アメリカ在住10数年という、私の叔母夫婦の英語力が それほどでもなかったりします。 そうして、私も、それほどでもない部類に属すると思います。 性格の問題もあるのかもしれないですが、 日本人特有で、私は読み書きよりも、特に会話が苦手です。緊張します。 だからと言って、生活に支障はないし、 特にコミュニケーションで困ることもないので、 すっかり勉強もしなくなってしまいました。 (こ、これは、いけません。反省。) そして、これでは答えにならないので、 今までに私が、英語が上達したな、と自覚できた時の状況を、 Boldで、ご参考までに紹介します。 ★ 日本の英会話学校に1年通った後 私が学校の授業以外で、初めて英語を習ったのは、 学生時代にカリフォルニアに1ヶ月ホームステイした時。 ブロークン英語でも、生活で困ることはないのですが、 きちんとした英語を身につけたくて、留学したいと 益々思うようになりました。 そして、社会人になってから、初めて英会話学校に通いました。 その1年後の留学直前に、ハワイに旅行に行ったのですが、 参加したダイビングツアーで、私は助手席に乗せられることに。 ずっとガイドと英語で話していたら、 何人かの日本人観光客に、「英語ペラペラなんですね。」と言われた。 『ええ?ペラペラって、誰が?この私が?!』 今でも忘れられない。 生まれて初めて、英語ペラペラと言われた瞬間です。 (実際は、全然たいしたことなかったと思います。汗々。) さて、その私を英語ペラペラにした(嘘 ^^;)英会話学校、 一校目はチケット制で、都合のいい時間に毎回予約を入れる システムのところです。 当時、首都圏だけに数校あり、どこでも都合のいい場所を選べます。 (その学校、サーチしてみましたが、今はもう見つかりませんでした。 何しろ、10数年前の話なので、、、) 毎回先生は違うし、生徒達の顔ぶれも毎回違うから、 レベルが高い時もあれば、低い時もある。先生の当たり外れもある。 ラッキーだったら、プライベートレッスンになる時もありました。 英語に慣れるということと、色んな言い回しが覚えられて、 そこは役にたったと思います。 それと同時に、家では、NHKのラジオ英会話やビジネス英語をよく 聴いていました。 常に辞書を持ち歩いて、分からない単語が出てくるとすぐに引いて、 辞書を忘れた時は、本屋さんを探してでも調べに行くほど、 燃えていた頃です。 その後、忙しくてチケット制の英会話ですら あまり行けなくなってしまったので、別の学校の 早朝英会話コースに、渡米前の半年間通いました。 確か、朝7時半くらいから1時間、毎週月・水・金、だったような、、 そこは、前述の学校と違って、先生もクラスメートもいつも同じ。 教科書や教材に沿って勉強します。 クラスメートは、 外資系企業の社員が2人、イギリス駐在直前の日系の会社員、 大学院生2人、ワーキングホリデーから戻ってきたフリーター、 といった顔ぶれでした。 当時ドメドメだった私は、自己紹介を聞いただけで萎縮してしまい、 それこそ、皆がペラペラに感じてしまい、 借りてきた猫のようにおとなしくなり、 クラスを変えてもらおうかと思ったほどです。 ところが、クラスメートがあまりにいい人達だったので、 つい居心地がよくなり、そのクラスに居座ることに。 私一人のために授業を中断させて、待っていてくれたりする皆に 迷惑をかけてはいけないと、必死で予習復習をしました。 彼らは、私の渡米前後に送別会と歓迎会をやってくれ、 よく手紙も送ってくれました。 是非、もう一度あの学校にと思っていたのですが、バブルがはじけて、 私の日本帰国後は、そこは倒産していました。 あの学校がよかったからというより、いいクラスメートに 恵まれたのが英語上達の鍵だったと思います。 ★ NYに留学した後 上述の英会話学校に通って、渡米直前、 どれくらい英語が上達するか数字で分かるように、 日本を発つ数ヶ月前に、日本でTOEFLを受けました。 日常英会話はできるようになっていましたが、 たいして準備もしないで受けたTOEFLは、 アメリカの4年制大学にアプライするには、 まだ厳しいような点数だったと思います。 そうして、アメリカへ。 アメリカでも、3ヶ月おきにTOEFLのテストを受けていました。 かなり昔なので、今の300点満点?のCBTなどとは違って、 マークシート方式の670点満点?の時代です。 具体的に何点伸びたとか、もう覚えていないのですが、 渡米9ヶ月後くらいに、ようやく、レベルの高くない大学院に アプライできるくらいのスコアになって喜んだのは覚えています。 でも、過去問題を分析した参考書や問題集をこなせば、 それなりにスコアは上がりますが、はたして、総合的な英語力としては どうなんだろう、という疑問も感じました。 ただ、日本に帰ってくる頃には、今よりも自信満々で英語を 話していたので、恐らく総合的な英語力はついたのでしょう。 私がNYで行っていた学校は、コンピューターの学校だったので、 たいして英語を使いません。 単にアメリカに住んでいるだけでは、使う英語も限られてきます。 NYで英語力がついた理由は、 ・最初に数ヶ月行ったESLで英語の勉強だけをしたこと、 ・外国人の友人やデートの相手が一杯いたこと、 ・自分でアパートや図書館にこもって勉強したからだと思います。 ★ 最後の就職活動中 NYから帰った後は、インドネシア語を習ったり、 フランス語を習って、パリ留学をしたり、 その間、別の習い事も色々手を付けていたので、 4年間くらい、英語の勉強はしていませんでした。 ただ、仕事で英語を使ったり、英語の雑誌や本を読んだり、 外国人とのデートや、国際交流パーティのお手伝いで英語を使ってはいました。 そうして、パリから帰った後に、働いた独系会社の直属の上司が 日本語が全くできないアメリカ人で、会議も書類も全て英語。 彼のお陰で、忘れていた英語がかなり戻ってきましたが、 非常に暇な会社だったため、 もう少しガツガツ働きたいと思い直し、就職活動を始めました。 毎週月曜日にJapan Timesの広告を見ては、履歴書を送りまくり。 面接を受けまくっていた時期が数ヶ月あります。 たぶん、30社くらいにレジュメを送り、20社以上で面接を受けたはずです。 1、2社を除いて、全ての企業で外国人社員との面接がありました。 私は、英語面接の本を数冊買っていて、事前に聞かれそうなことは、 暗記していました。 最初の面接の度に、聞かれて即答できなかったことは 家に帰って英文にして、それをひたすら暗記。 通常、1対1か、1対外国人2人で、1時間くらいの英語の面接。 小さい外資系だと、アメリカ人社長と、ディナーを食べながらの 2~3時間の、接待面接というのもありました。 毎日、毎日、強い緊張感の中で英語を話すことを強いられていたので、 その数ヶ月の間に、英語インタビューがかなり上達したと思います。 長過ぎて、アップできなくなったので、2つに分けます。 つづく 国際恋愛・結婚のblogランキング、 見てくれると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 3, 2006 11:31:29 AM
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