カテゴリ:独り言
今から4年半も前の話になりますが、、、、、 その時期、私は実質ブランとはお別れしていた。 そして、週末の時間が空いたこともあり、 兼ねてから興味のあったアウトドアのクラブに入ってみた。 友人と一緒に入会して、BBQとかハイキングとかテニスとかに 参加してみたのだけど、私が考えていたようなサークルのノリではなく、 登山とか本格的過ぎて参加できないものが多いし、 結構怖い人達もいたりして、、、、 このサークルつまらないかも、と半年で疎遠になりかかっていた。 そんな矢先、そのサークルから 秋田県の田沢湖スキー場2泊3日のスキーツアーへの 参加者募集のメールを見つけた。 「あ、田沢湖スキー場だ。あそこ行ってみたかったんだよねー。」 と、深く考えずにふらっと申し込んでしまった。 ところが、お金も振り込んで、参加者リストと部屋割りを送ってもらって、 もうキャンセルができない時期になってから、、、 急に憂鬱になってきた。 もう何年もスキーをしていなかったこともあるし、 送られてきたメールで参加者を見てみると、 見事なまでに参加者は誰も知らない人ばかりだった。 そして、カップルや友人同士以外の1人参加の人は全員同じ 相部屋(男性含む)だということが分かり、ますます、 「一体なんで申し込んでしまったのだろう~」 と後悔までし始めたのです。気の小さい私。 それまで、ヨーロッパやオセアニアに一人でスキーに行ったことはあるけれど、 日本国内でそういうツアーに一人参加したことがなかったのです。 当日の朝、タクシーに乗らないとフライトに間に合わないくらい 集合が早かったので、もし間に合わなかったら行くの止めればいいか、 くらいのやる気のなさで羽田に着いてみると、、、、、 あら、皆さん、良さそうな人ばかり。 ほっと胸をなでおろし現地に到着。 結局、 そのツアー、 実は、 すごーく楽しかったのです。 それまでに参加した、そのサークルの色んなイベントの中で、 初めて楽しいと思えたツアーでした。 雪質は最高によかったし、 宿もすごくよかったし、 その時の参加者とも仲良くなれた。 そして、そのスキーツアーから戻ってきた翌週末に 私はスノーボードを買って、本格的にボードをやることにした。(笑) (何しろ、スキーツアーとは名ばかりで、スキーしてるのは私ともう1人だけで、 全員ボーダーだったし。) おまけに、私も自分でツアーを企画すればいいのだと気づき、 翌月には、安比高原のスキーツアーを主催して、 翌々月には北海道スキーツアーを主催してみた。 北海道にはナント、アメリカから来日してきたブランも参加したのです。 (その頃は、彼はメル友と化していました。) 北海道と言えど、3月の終わりでとても雪質が悪かったのにも関わらず、 とても楽しいツアーで、参加者全員からThank you mailが来て 喜んでもらえたのが嬉しかった。 そのツアー後、私とブランはいつの間にかまたカップルになっていた。 参加者12人中、サークルに一緒に入会した友人と私以外は、 たまたま全員が外国人というメンバーになり、ブランも気兼ねなく わいわい賑やかに過ごせたのもよかったのかもしれない。 その後も、田沢湖ツアーで知り合ったAちゃんと、 これでもかっ、これでもかっ、というくらい、数々のツアーを主催した。 私は結婚式の準備をしながら、翌年もまた田沢湖に行き、 北海道もまた行った。結婚式前後は小笠原や屋久島にも行った。 誰でも参加OKにしていたので、毎回新しい人と知り合えて、 そこで知り合った人達と飲み会やホームパーティを年がら年中やって、 渡米までの1年半、とても楽しく過ごすことができました。 まさに、私の独身最後の日々を益々楽しい方向に変えてくれた 田沢湖スキーツアー。 ああ、本当に行ってよかったと、何度も思ったけれど、 何か意味があって、ふっと申し込んでしまったような気がする。 実はそのサークル、かなり前から知っていたけれど、 ブランと別れなければ入ることもなかったと思う。 そして、ふとこんな話を思い出した。 私の友人の姉が、バスツアーのパンフレットを見ていて、 このXXXに行きたいと思って、ふらっと申し込んでしまったのだそう。 そういうバスツアーの参加者は年配の方ばかりなのだと知って、 お姉さんは間際になってから、「何で一人参加で申し込んでしまったのだろう」 とものすごーく後悔して憂鬱になっていたそうです。 ところが、、、そのバスツアーで知り合った女性と仲良くなり、 その女性に紹介された男性と結婚することになったそうです。 直感で「やりたい」とか「行きたい」とか思ったら、 思い切って参加してみると、何かが変わるのかも。 さて、私達は明日からバケーションなのですが、 その時の運命を変えた(大袈裟!)スキーツアーの主催者、 Bocceさんにも会ってきま~す。 その時の様子はまた後ほど。 第一回目の田沢湖 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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