テーマ:猫のいる生活(138933)
カテゴリ:私達のペット
ご無沙汰しております。 数ヶ月ぶりに自分のブログを開けてみて、私書箱にメッセージを何通か いただいていることに昨夜気づきました。 もう何ヶ月もたってしまっていて、今更ですが申し訳ありません。 今までにメールが返ってきてしまって送信できなかった人も何人かいるのですが、 一度は必ずお返事させていただいておりますので後程ご確認ください。 さて、エスメラルダのことを聞いてくださった方々、どうもありがとうございます。 実はエスメラルダは2ヶ月間の闘病の末、去年の11月に亡くなりました。 明日が四十九日です。 途中で彼女の心臓が弱いことが分かって悲しんだこともあったけれど、 成長と共に治る可能性があると言われ、発作さえおきなければ10年、15年 生きられる猫もいると聞いて、あまり激しい運動をさせないようにしていました。 もしかしたら長生きはできないかもしれないけれど、せめて7~8年は生きて 欲しいと思って。 でも彼女は仔猫らしく、9月の半ばまでは元気に家の中を走りまわって 毎日「遊んで~」とせがんでいました。 私の顔を見ただけでグルグル喉を鳴らして、階段を昇り降りしては どこでも私に付きまとっていました。 彼女が変わったのは、9月15日に避妊手術を受けさせた後です。 その日を境に全くおもちゃに見向きもしなくなり、私に遊んでとせがまなくなり、 とにかく人(猫)が変わったかのように元気がなくなったのです。 最初は避妊手術の影響だと思っていました。2~3週間たっても元気がないので、 手術をした獣医に相談するとやはり手術の影響だろうと言われていました。 でも私は心配で、10月に入ってからSNSの猫のコミュニティに質問をして、 いろんな人の意見を求めていました。 「うちは避妊手術の回復から1ヶ月かかった」、「うちの子は3ヵ月かかった」、 はたまた「半年かかった」という書き込みを見て私は安心していました。 でも10月の終わり、さらに元気がなくなっている彼女を見て検査のために 入院させることにしました。 その時は何かの炎症だろうと診断され、抗生物質をもらっただけでした。 11月に入ってからも日増しに弱っていき、なんだか彼女が消えていって しまいそうで私はとても怖くなりました。 万が一のためにとペット保険をカバー率の高いものに入りなおしました。 10月末に加入したので12月1日から有効でした。 更に、夫の知り合いから猫専門の獣医がいると聞き、そこを予約をしました。 11月の中ごろに電話して一番早く取れた予約が12月の初めでした。 どちらも間に合いませんでした。 その後も二度獣医に連れて行ったものの、誤診に次ぐ誤診で、 亡くなる数日前にやっとFIPという不知の病だと判明した時には もうどうすることもできないと言われてしまいました。 亡くなる前日は1日中そばにいて見守っていましたが、 スポイトでの猫ミルクももう飲むことはできなくなり、 目を閉じることもできず目を開けたまま寝ているのか起きているのか 分からない状態でした。 エスメラルダは苦しそうに息をしていて、もうほとんど動けないのに、 それでも自力でトイレに這って行こうとするし、息をするのも苦しいのに 私が触るとグルグル喉を鳴らすし、可哀想でとても見ていられませんでした。 そして翌日の朝6時ごろ、横になったまま急にニャーニャー鳴き始めたのです。 断末魔の叫びのようでした。 まだ鳴く体力が残っていたことに驚いたけれど、普段はとてもおとなしく鳴く という行為自体をしない子だったので、よほど苦しかったのかもしれません。 朝の7時ごろ、それ以上彼女が苦しむ姿を見ていられなかったので 夫と24時間開いているエマージェンシークリニックに連れて行きました。 そこは睡眠薬を使う方法で、その後は苦しまず私の腕に抱かれたまま 静かに息を引き取りました。 生後8ヶ月のお誕生日まであと4日という、まだ仔猫でした。 今までも何度かペットとの別れはあったけれど、割と長く生きてくれた場合が ほとんどだったから、ある意味仕方がないと思っていました。 それでももちろん悲しかったけれど。 でもエスメラルダは短命で、こんな辛い目に遭うために生まれてきたなんて あんまりだと思いました。だってまだたったの8ヶ月しか生きておらず、 そのうち2ヶ月は病気になり、FIPとは誰にも気づいてもらえず、 毎日効かない薬を無理やり飲まされて、病院をたらいまわしに されてしまったから。 獣医が言うにはFIPの確定は非常に難しく、彼女の場合は血液検査が 全て正常で分からなかったとのこと。免疫系等の弱い子は手術や麻酔の ストレスでも引き金になってFIPを発症するということでした。 生後半年以内に避妊手術を受けさせなければいけなかったのですが、 こんなことならしなければよかったのではと後悔です。 灰になったエスメラルダは、綺麗なお花に包まれたオークの箱に入って Fedexでうちに帰ってきました。 エスメラルダの具合が悪くなってからは写真を撮っていないので、 最後に元気な時の彼女を見てやってくださいませ。 いつもパソコンの横で見てたね。 いっぱい邪魔してたよね。 動くものが好きなのよね。 かくれんぼも大好きだったね。 お気に入りの隠れ家なのよね。 一杯一緒に遊んだね。 でも、外を眺めるのが何よりお気に入りだったね。 無視しないでよ。 いつも一緒だったよね。 名前を呼ぶと小さい声で返事するんだよね。 エスメラルダ大好き。 だ~い好き。 君がいなくて寂しいよ。 去年から猫ブログになりそうな勢いで、ブログの主旨からすっかり 脱線しているし、私も恋愛・結婚モードではなくなってしまっているので ブログはしばらくお休みしようと思います。 でも私達夫婦は相変わらず、まだ喧嘩もなく仲良くやっています。 今までご訪問ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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