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2014.01.08
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テーマ:海外旅行(7524)
カテゴリ:つぶやき
さて、行ってきましたイタリアはローマ。
わざわざ日記にするほどのこともないかと思うのですが、世界のどなたかの参考になるかもしれないので記録を残しておきます。

で、私、19歳wwにして、このたび初海外。
今まで時間がある時は金がない、金があれば時間がない、両方ある程度揃ったら健康を損ねるという、なんとも不運な状況だったのですが、去年の頭から9月中頃まで旦那の多忙が続きに続いたストレスをどうにか発散したいと画策したわけです。

で、最初は夏、タイに行こうかと思いました。子供が象に乗ったら悦ぶのではないかと考えたのですが、このとき旦那は土日祝日何それ美味しいの?状態で、パスポート取っただけに終わりました。もちろん子供らのも一緒に申請です。

で、旦那の仕事がある程度落ち着いてから、行こう行こうと私が急かすと
「えー、(俺実家)でいいじゃん」
と抜かす旦那。
「わかった。じゃあ私一人で行く。お前らは3人で(旦那実家)に行け。」
と言うと、しぶしぶ承諾しましたが、タイは嫌だと抜かす。じゃあシンガポールでどうだ? と提案すると、
「外で煙草吸えないじゃん。どうせなら俺が行きたいところに行きたい」
と我が儘全開発言。いちおう希望を聞いてみると、モン・サン・ミシェル、イギリスのなんとか言う岬、バチカンの3箇所が挙がったので、一番渡航費用が安いイタリアに決定した次第でございます。

で、先ほど初海外と書きましたが、発のくせに個人旅行という無謀ッぷり。というのも年末年始はトップシーズンなので、子供とはいえいっちょ前な料金を取られるのです。しかも安いツアーは航空券とホテルがセットになっただけの感じで、日程もあまり選べない。と言うことでまずは航空券選びが始まりました。


何かあった時のために旅行代理店を通すことにして、HISを漁る私。しかし直行便はすごく高い。覚えてないけど一人頭20万くらいはした。と言うことでこれまた無謀にも経由便を探す。が、経由便は当然というか、インターバルがまちまち。そして年末出発はやはり高い。1日違うだけで10万は違う。が、幸い今年は曜日配列がいいため、旦那に一日有給とらせて1~6日までの旅としました。本当は7日までと言いたかったけど、ムチュコの学校があるので。

最初に検討したのがフィンエアー。フィンランドの航空会社で、ヘルシンキ経由となります。値段も結構安いが、問題が。それは乗り継ぎ時間。行きは1.5時間、帰りは2時間しかインターバルがない。しかも調べてみるとイタリアはシャンゲン圏なので、フィンランドで入国手続きをしなければいけないらしい。ヘルシンキ空港自体はかなり小さな空港だそうだが、これはさすがに不安だ・・・・・・とちんたらしているうちにソールドアウト。結果選んだのはエアチャイナ、北京をホームにしている航空会社です。あまり口コミのよろしくない航空会社ですが、安さ(4人で40万行かない)とトランジットの時間で決めました。あと、羽田発だったこと。羽田発の国際便は早朝深夜が多く、私たちは1日早朝に出発し、6日夜帰国することになりました。イタリア滞在時間は丸4日を超えます。他に候補としてあったトルコ航空はトランジット17時間と馬鹿長く、そうなるとイタリア滞在時間が大幅に削られてしまうためやむを得ない選択だったと言えましょう。
ネット画面で延々とパスポート番号などを入力する私。名前のスペルが違っても乗れないので、要注意です。何度も確認して予約完了。しかしこれだと座席指定ができない。ということでエアチャイナに電話。(ネットだと条件があってできなかった)
が、なかなか繋がらない。一度目は回線ビジーのアナウンスが流れていたからまだいいが、2回目は呼び出し音が鳴るだけ。早くも後悔しはじめたが、3回目でようやく出た。わりと感じのいい女性で、Eチケットの番号がわからないと伝えると便名と名前から探してくれました。
羽田←→北京は小さなエアバスなので3人並び+通路挟んで旦那、北京←→ローマは大きなエアバスなので、真ん中の列に4人並びとしました。

そして次はホテル。HISでホテルも頼めば割引になるのはわかっていたのですが、どうも選択肢が少ないので、エクスペディアで探す。ちなみにエクスペディアでも航空券は扱っているけど、トラブルがあった時のことを考えたら日本の旅行代理店のがいいと判断した。口コミや値段を比較し、トリップアドバイザーの口コミも参考にして決めたのはアストリアガーデンホテル。エクスペディアを通し、キャンセル料なしのプランにしたのだが、今考えると直接予約してもよかった。今さらだけど。
「ローマだけ? 俺、ゴッドファーザーが生まれたとこ行きたい」
とまたも勝手なことを抜かす旦那。しかしコルシカ島までは飛行機の距離なのだよ。ってことでローマからの日帰りフィレンツェ旅行を決定。予めネットでトレニタリアのチケットを予約することもできるしそっちのほうが安いのだけど、何せ今回は子連れ旅行。何かあってキャンセルせざるをえなくなった時のことを考え、ローマに行ってから手配することにした。
しかし後に海外旅行保険のキャンセル特約を知ることとなる。これは旅行60日~2週間前(だったかな? 会社によって違うかも)に申し込めば、旅行に行く人の入院や身内の不幸でキャンセルになった時の費用を補償してくれるというもので、私がこの特約を知った時にはすでに手遅れだったので費用は不明。いろいろ後手後手である。

「セリエAの試合観たい。」
という旦那の意見は綺麗に無視し(オフシーズン)、プランを練る。調べてみると、人気のスポットは入場するにも一手間らしい。しかも完全予約制の美術館もある。なのでローマのボルケーゼ美術館とフィレンツェのウッフィツィ美術館を予約することとするが、ネットだとキャンセルや変更が不可だそうだ。予約料(ボルケーゼは2ユーロ、ウッフィは4ユーロ)取られてそれは痛い。で、電話は変更などできるとのこと。英語窓口もあるのでそれなら私にもできると、スカイプをダウンロード。しかもキャンペーン中で、世界各国何処にかけても無料という幸運。
ちなみにボルケーゼの窓口は美術館直通? だけど、ウッフィの窓口はフィレンツェのいろいろな施設をまとめて扱っているようだ。国際電話なんて普段かけないのでドキドキしながらかけてみると、延々イタリア語のアナウンス、後に英語のアナウンス・・・・・・『今営業時間外だっちゅうねん、改めてかけなおしてや~』・・・・・・時差忘れてたorz

気を取りなおし、営業時間になったところで電話。が、
『ボンジョルノ!』
英語窓口なのにいきなりイタリア語で挨拶され、パニクる私。なんとかボンジョルノと返し、以下英会話。
『ボルケーゼ美術館を予約したいのですが』
『ソーリーマダム、ここは』
ここにきて、これはフィレンツェの窓口と思い出すorz
『すみません、間違えました、ウッフィです』
『ウフィッツィですね。いつですか』
イタリア人には拘りがあるのか、ウフィッツィと訂正された。確かにイタリア語だとウフィッツィなのだけど、英語表記だとウッフィなのに。余談だが、ローマフィウミチーノ国際空港とテルミニ駅を結ぶ直通電車、レオナルドエクスプレスの英語案内放送でも同様のことがあり、エアポートではなくエアロポルトと言っていた。
『1月4日、10時半にお願いします』
『人数は』
『子供2人含め4人です』
『子供は何歳ですか』
『9歳と2歳です』
『5歳未満は頭数に入りませんので、3人ぶんの予約になります。予約番号はナンタラカンタラ』
『復唱します、ナンタラカンタラ』
『他にはありますか』
『ありません、ありがとう』
こんなやりとりでした。同様にボルケーゼ美術館にも電話しますが、電話担当者も英語ネイティブではないので、簡単な単語のほうがいいようです。上記の『子供2人含め4人』は『4 people including 2 kids』と表現したのですが、ボルケーゼの担当者に『大人4人と子供2人? それとも大人2人子供2人?』と聞き返されてしまいました。なのでローマに行ってからも『2 adults and 2 kids』と説明します。

そして新しいトランク、トランク用のベルト×2(古いトランク用と新しいトランク用)、パスポートケース(財布付き)、鞄のジッパーにつけるダイヤル錠やホテルの室内で履くための携帯スリッパなど諸々を購入し、妹の厚意に甘えて電源アダプタ&変圧器を借りる。
海外旅行保険に加入し、ポケットWi-Fiもレンタル。1台で5人まで使えるらしいので、旦那と2人で繋いだ。これはちょっとした調べ物をするのに非常に便利だった。必須ではないけれど、スマートフォンユーザーには是非お勧めしたい。

ちなみにネットに書いてあったので貼るカイロを持っていったけど、ローマとフィレンツェは関東より暖かく、結局使わなかった。基本おしぼりが出ないので、ウェットティッシュ系は必須。うちはおしりふきで代用した。

以上、旅の準備編でした。





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最終更新日  2014.01.08 14:50:15
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