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カテゴリ:つぶやき
イタリア旅行2日目の続き。
食べ終わると、コロッセオに行くため地下鉄カストロ・プレトリオ駅へと向かう。9月20日通りを歩いたので、途中イギリス大使館とピア門をチラ見した。ローマ史の地下鉄はAB線に分かれていて、カストロ・プレトリオ駅はB線、コロッセオ駅もB線なので乗り替える必要はない。ただ、小さな駅はエスカレーターもエレベーターもないので、子連れの方はバスのほうがいいかも。 駅のホームに滑りこんできた電車は落書きだらけで、ひるむ私。外だけではなく内部も落書きだらけで、一体どのタイミングで落書きするんだろうと疑問に思った。余談だがここまで汚い車両に出くわしたの数回地下鉄に乗ったうち一度だけだった。 そしてコロッセオに着いたわけだが、コロッセオは長い行列で有名。私たち大人はローマパスがあるからチケット購入の必要はないが、ムチュコムチュメは必要だ。しかしこの列に並ぶのは相当難儀だぞ、ということでパラティーノの丘へと進む。ここは列というほどの列はできていなかった。 ローマに限らず、イタリアでは英語が通じるところが多かったので非常に楽だった。といってもチケット注文に使う単語は限られているので覚えろという話しではある。 『子供2人』 『子供はどこ?』 年齢ではなく、現物を見せろと要求された。ベビーカーで寝てるムチュメと、私の後ろに立っているムチュコを示すと、0ユーロのチケット1枚くれた。やはりムチュメは頭数に入らないらしい。ムチュメはパラティーノの丘へ入ったところで目を覚まし、遺跡の中で先ほどのピザを食べた。 ↑ムチュコのチケット 0ユーロだ。 さて、ここで時刻は午後3時近い。目的はコロッセオとフォロロマーノではあるが、せっかくだからとパラティーノの丘も散策することに。アウグストゥスの家という標識が私のテンションを上げてくれたが、現物? には特に書かれていなかったので(見つけられなかっただけ?)いまいち自信がもてないのである。 ↑アウグストゥスの家(多分) ちなみにイタリア人の親切気質はここでも発揮され、私がムチュメと手を繋ぎ、ベビーカーを傍らに抱えて階段を上っていると、男性が『持ってあげるよ』と階段の上まで運んでくれた。別行動でぷらぷら歩き回っている旦那とはえらい違いである。 とんでもなく広い施設内を歩いているうちに閉館時間が近づいてしまい、しかも雨も降り出したのでここでお開きとなった。コロッセオ・フォロロマーノ・パラティーノの丘チケットは2日間有効なので(ローマパス使用時も同様)コロッセオは翌日に回すことにする。 そういえばコロッセオの周囲ではたくましい商売が繰りひろげられているので、一部紹介する。 売店 これは日本でもよくあるが、土産物を売っている。土産物はローマのあちこちで同じものを売っていた。パニーニや飲料の店もあるが、飲料は馬鹿高い。 グラディエーター 文字通りグラディエーターの恰好をした男性。記念写真の撮影が商売。パンテオンの傍にもいた。 ファラオなど これも写真撮影を商売としているようだが、グラディエーターと違い動かずじっとしている。コップが置いてあったので、この中にお金を入れるようだ。 馬車 2頭立て。どこまで行けるのかは不明。多分高い。 マフラー? ショール? 売りとペーパーウェイト売り。店舗を持たず、大量の布製品を腕にぶら下げて近づいてくる。雨が降り出すと一斉にレイングッズ売りへと変身する。これもあちこちにいる。 物乞い これもあちこちにいる。いかにもみずぼらしい恰好で、紙コップを差しだしてくる。テルミニ駅の地下には子供の物乞いもいた。 イタリアの雨は日本と違い長く降らないが、真実の口は諦め電車に乗ることに。途中、現金のユーロがないと気づいて400ユーロ両替。100ユーロ札を混ぜられたので、細かいのがいいと主張したらぶつぶつ言いつつも50ユーロ札にしてくれた。 カヴール駅も、やはりエレベーターがない。ムチュメ入りのベビーカーは、旦那と2人で持って階段を降りた。テルミニ駅で地下鉄A線に乗り換え、レプッブリカ駅で下車。朝も通った共和国広場の駅だが、駅傍にローマ三越がある。 ローマ三越での安堵感は異常だ。スリが多いと評判のローマで、知らず識らず気を張りつめていたのだろう。無料の水とWi-Fiがあるのも嬉しい。妹に頼まれたプラダの財布が目的だったわけだが、残念ながら売っていなかった。 ムチュコになんか欲しいものは? と聞いてみたが、いまいち男の子好みのものがなかったようだ。ムチュメはキティちゃんのご当地ストラップ(ピザ屋バージョン)が気に入ったので、それを購入。今考えるとショッピングバッグも買っておけばよかった。最終日にでも寄ればいいと高をくくっていたのだけど、結局この1回しか寄れなかった。普段三越使わないけど、本当にここはよかった。ありがとう三越。今度日本のどこかで何か買うから。 この日は疲れたのでホテルに帰ることにする。が、4日の日帰りフィレンツェ旅行のチケットを手配していない。もう夜だしトレニタリアの窓口も空いているだろうと思ったが、まだかなり混んでいる。整理券の発券機を見つけたので、チケット購入の札をとるが、かなりの待ち人数だ。よく見ると窓口には係員が非常に少ない。なので不安ながらも自動発券機で購入を決める。 ↑写真はテルミニ駅ではなくフィレンツェのSMノヴェッラ駅のものだが、機械は同じ。 自動券売機はイタリア語、英語の他にスペイン語とフランス語があった気がするが、自分には関係ないのでよく覚えていない。なんにしても英語一択だ。タッチパネルで日付、時間、行き先、大人子供(4~12歳)の人数と入力し、座席も指定する。支払いにはカードも利用でき、ここでもJCBは使えた。 ↑チケット。飛行機の搭乗券よりもちょっとだけ大きい。 その後コナードで食料、飲料を購入しホテルに到着した頃にはくたくただった。本当に、テルミニ駅近くのホテルでよかったと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.01.10 13:35:12
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