二時頃

そこに自分が知らなかった事実ばかりがあり、

知れば知る程苦しいのだ。

興味や好奇心は薄かった。

なるべく足を突っ込まない努力をしていたのに、

そんな風にすることは

傷つかない代わりに喜びもなかったのだ。

喜びを得る事で傷を負う。

何故どちらかに出来ないのだろう。

知らなくてもいいことと、知らなければいけないこと。

どちらかでよかった。

はずだったのになぁ。

そんなのお構いなしにフルスロットルで行ければ問題ないのだろうけど。

何故この展開に進んだのか、自分でもわからない。

こういうときに人を傷つけるのかもしれない。

そこばっかりは不器用なんです。