くろまる雑記帳

日経新聞の土曜版に６０歳以上の５００人に聞いたアンケート結果が載っていました。

「人間関係」「健康」「お金」ごとにベスト５が出ています。

うち、「お金」に関して、やっておけばよかったことは、こんな結果になっていました。

１位．貯金
　　　　コツコツ貯金しておけば精神的に楽だったと思う
　
２位．年金で暮らせるよう生活費を見直し　　　　
　　　　年金をもっともらえると思っていた

３位．退職後の働き方を考えスキルアップ
　　　　生涯働き続けられる資格が必要だった

４位．個人年金に加入　
　　　　年金の支給年齢が上がってくることを考えておくべきだった

５位．老後のレジャー資金を積み立てておく
　　　　老後は暇があっても金がない、レジャー資金の捻出に苦労している


逆に、しておいてよかったのは

１.持ち家を確保。退職までにローンを完済

２.貯金

３.病気・怪我に備えて保険に入る

４.年金で暮らせるよう生活資金を見直す

５.個人年金に加入

やっぱり、切実さが伝わってきますね～。
リタイア後に手許にお金があるのとないのとでは安心感が違いますから。

ＦＰとしてちょっと引っかかるのは「個人年金に加入」という回答。

現在の６０代以上の人なら、金利が高い時期に個人年金に加入できた人が多いのではと推測します。
でも、これから入ろうという場合、今の低金利下では、個人的に強くお勧めできるような商品が見当たらないのが実情です。（もちろん、個々人の状況にもよりますが…）

また、市場の低迷を反映してか、あるいは元々投資人口が少ないためか、「投資」という言葉がまったく出てこないのも寂しいところであります。

ちなみに他の項目については以下の通りでした。

「人間関係」
１.仕事以外の特技を持つ
２.夫婦関係を大切にする
３.地域活動に参加する
４.人づきあいで無理をしない
５.子供とのコミュニケーション

「健康」
１．腹8分目、大食い、大酒をしない
２．肌の手入れ
３．野菜中心の粗食を心がける
４．日頃からよく歩く
５．早寝・早起き



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