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カテゴリ:囲碁将棋
これは将棋の話です。
元名人の加藤一二三九段(65)が公式戦「銀河戦」で指し手を変える「待った」の反則をしたというニュースが流れました。 日本将棋連盟は加藤一二三九段を来期の同棋戦への出場停止と対局料相当額の罰金を科すと発表しました。 プロ棋士が待ったの反則で出場停止処分を受けるのは初めてのことだそうです。 たしかに、こんなこと聞いたことありません。 問題の対局はCS放送「囲碁・将棋チャンネル」が5月26日に放映した対阿部隆八段(37)戦。 加藤九段は終盤、敵陣に入った桂馬を「不成(ならず)」として駒から一旦指を離したあと、駒を裏返す「成り」に指し手を変えた。 阿部八段からは「待った」であるという指摘はなく、結果は加藤九段の勝ちとなりました。 なぜ、「待った」が発覚したかというと、視聴者から将棋連盟への抗議がきっかけで、このため理事会がビデオで確認して反則と認定。 対局結果は「投了優先」の原則によって覆らないそうですが、「棋士にあるまじき行為」ということで厳しい処分になりました。 加藤九段は名人一期を含め、タイトル通算八期の実績を持つ人気棋士でした。 放映されなければそのまま通り過ぎたはずの対局・・・ 怖いのはプロの目より視聴者の目でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.12 01:58:31
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