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カテゴリ:事件簿
海外出張中、川におぼれた女性を助けようとして死亡した砂加工・販売会社の男性会社員の労災を認めなかったのは不当だとして男性の妻が申し立てた再審査請求について、労働保険審査会(東京)は11日までに「業務と因果関係があるとみるのが相当」として、労災と認める逆転裁決を出した。
(日経新聞2005/6/12より) ここまでの記事を読んで、人助けをして亡くなった人の労災保険が認められて良かったね、と感じた人はちょっと甘いのです。 人助けをしたから労災保険が認められたのではないのです。 この先を読むととんでもないことがわかります。 出張先は中国。 砂の採取で川に入っていた際、若い中国人女性2人がおぼれているのを見つけて救助しようとしたが自身がおぼれて死亡。 中国人女性2人は自力で岸にたどり着いて行き先不明。(ドロンと消えた) この男性の勤務していた会社が砂加工・販売会社だったから「業務と因果関係がある」とみて労災が認められたのです。決して、人命救助をしようとしたから、労災が認められたわけではないのです。 それにしても、 この男性はおぼれている中国人女性を助けようとしたわけですが、中国人女性は自分たちを助けようとしておぼれた日本人男性を見殺しにしました。 中国に巨額の援助金を拠出している日本、その日本の国連常任理事国入りに反対する中国・・・ 国家間の関係にあまりに相似しているのを見て、うすら寒さを覚えました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.13 15:38:07
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