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カテゴリ:インターネット
架空不正請求事件が後を絶たぬまま、昨今はフィッシング詐欺が出現するようになりました。
よくもまあ、次々と悪事を考えつくものです。しかも、ますます手口が高度化していきます。 フィッシング詐欺とは本物そっくりのニセHPで個人情報を騙し取るもので、ネット銀行のニセHPの出現が最初の大きな事件だったようです。 今回摘発されたのは、検索サイト等のサービスで利用者の多いYAHOO(ヤフー)のニセサイトの作成者です。 そのニセサイトの名前がYAFOO。 チョット笑っちゃいます。 それでも20人が引っかかってIDとパスワードを盗まれ、メールを見られたりしたそうです。 これだけでは金銭詐取などはないので、逮捕理由はYAHOOに対する著作権法違反と不正アクセス禁止法違反ということですが警察はネットオークション詐欺などがなかったかさらに追求する方針です。 YAFOOというサイトを作ることが著作権法違反になるかどうかは微妙です。1字違いのサイトなどネット上では箒で掃いて捨てるほどたくさんあります。商法上の登記の類似商号に近い問題のような気がします。ネットはまだまだ無法地帯です。 プロの犯罪者なら類似名ではなく、本当の名称を使って現金詐取を働きます。今回の容疑者はあまりにも手口が幼稚で、ゆかい犯としか思えません。 プロのフィッシング詐欺犯は海外サーバーを経由したり、他人の無線LANを無断利用するのでほとんど犯人を特定できないといいます。 インターネットは我々に便利を提供してくれる一方で、犯罪の温床をも提供していると言えそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.14 15:04:46
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