|
カテゴリ:事件簿
東京の特定非営利活動法人(NPO法人)「やまびこ会」による詐欺事件が報道されています。
詐欺容疑で逮捕された元同会代表理事が会員に対して、株やキノコ、外国絵画の転売話など、のもうけ話をして繰り返し出資の勧誘をしていたことが明らかになりました。 株って野菜のカブですか?って訊きたくなってしまうのは、キノコのせいでしょうか。 2000年から昨年までに全国の会員から集めた出資金は総額20数億円にのぼり、新たな出資金を配当に回す自転車操業を繰り返し、実害は7億円を超えるそうです。 詐欺の手口ですが、 同社関連会社の株主になれば高配当と高報酬が得られると説明して勧誘し、焼却炉の売上だけで80億円以上になるとウソを言って2002~2003年に4人から約1300万円詐取。 その焼却炉は米軍基地や自衛隊から注文が殺到していると説明していましたが販売実績は全くなかったそうです。 良く似た詐欺事件が昔からあります。よくもまあ、騙されるものだと思うのですが、騙されているのは同じ人ではないのですね。 人間、欲に溺れると正しい判断ができなくなります。騙される人というのはお金に困っている人ではなく、お金を持っている人だけに、申し訳ないけれど同情できないのです。 そもそも、お金のない人は騙されません。と言いますか、相手にされません。(泣) 勧誘した人に、 「そんなに儲かるのならあなたが買えば。」 とひとこと言ってみましょう。 自分は理事だから買えない、当事者だから買えないとか言い訳したら100%詐欺に間違いありません。 通常、おいしい話は法律をうまく潜り抜けてまず最初に本人が食べているのが世のならわしとなっています。他人を儲けさせる為だけに働いている人はいません。 それと、NPO法人というのは公的な会社でも何でもないのでこんな名前だけで信用してはいけません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[事件簿] カテゴリの最新記事
|
|