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カテゴリ:事件簿
振り込め詐欺は先日も採り上げましたが、今日の朝刊にまた、新手の振り込め詐欺のニュースが掲載されていました。
「ご主人が痴漢をした。」などと偽って被害者への示談金名目で現金を騙し取る振り込め詐欺の被害が都内で急増しています。 1月は25件でしたが、6月は上旬だけで45件に上っています。 この詐欺に引っかかる世の奥様方は「ご主人が痴漢をした。」と言われると、やったか-とすぐ示談金を払ってしまうわけで、つまりご主人を信じていないのでしょうか。 いや、それだけではないようです。 実はこれには伏線があります。この伏線を知ってこの手の詐欺を働く連中は賢いと言えば賢いけれど、卑怯極まりないのです。 あまり報道されていないので知らない人も多いのですが、痴漢として誤認逮捕される男性が増えているのです。 誤認逮捕された段階で、会社は首になる、奥さんに離婚される、家族離散など、散々なことになります。あとで間違いでした-といわれても破綻した人生はもとに戻りません。自殺する人もいます。 だから、痴漢をされている女性に泣き寝入りをしなさいと言っているのではありません。痴漢は卑劣な犯罪です。 しかし、誤認逮捕された男性は何もしていないのに人生を棒にふることになります。痴漢を摘発することは殺人犯を摘発するのに劣らないくらい重みのあることなのです。 人生を棒に振るのは誤認された男性だけではありません。その奥さんも、幼い子供たちも、両親もその人生が破綻します。 あなたの恋人やご主人、息子、弟、父親がいつ被害に会うかわかりません。 痴漢は女性の敵ですが、痴漢をいい加減に誤認摘発する女性もまた女性の敵なのです。 私などは混んだ電車に乗ったとき、近くに女性がいると逃げます。(笑) 最近は鉄道によっては女性専用車両が増えています。 喜んでいるのは女性だけではありません。 男性もほっとしています。 でも、駅員さんが現場できちんとアナウンスをしてくれないと、あわてている時、間違えて乗ってしまいそうです。 それで痴漢容疑で逮捕されたりして。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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