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カテゴリ:インターネット
北海道電力泊原発(北海道泊町)、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)、関西電力美浜原発(福井県美浜市)などの点検結果など内部情報がインターネット上に流出していることが判明しました。
経済産業省原子力安全・保安院の調査などによると、「工事報告書」という名称のファイルなどがネット上に流出したということです。流出したデータは定期点検の工程一覧表、点検工事の報告書や作業要領書など外部に公表していない記録が多いようです。 これは原発の点検を請け負っている三菱電機子会社のパソコンのウイルス感染が原因とみられています。 情報が流出した原発では三菱電機プラントエンジニアリングに点検を委託しており、この会社の社員が使用したパソコンがファイル共有ソフト「ウィニー」を介してウイルス感染していました。 この社員は三十代の男性で、私物のパソコンを工程表の下書きなど業務にも使用、「ウィニー」は本人がネットを通じて入手したものでした。 三菱電機プラントエンジニアリングでは私物のパソコンを業務に使用することを禁じていなかったということで、まずこれに驚きます。 日本では大手の企業でもセキュリティーについてはこの程度の認識しか持っていないというのが現状のようです。 なお、「ウィニー」は著作権侵害の違法コピーの温床となっているソフトで利用者は127万人に及びます。買えば数千円もするゲームや映画、音楽などを無料でダウンロードすることができるため人気となっていました。 「ウィニー」を使用している人、すぐやめましょう。このソフトはウイルス感染を防止出来ないようです。危険です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.24 00:54:48
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