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カテゴリ:インターネット
インターネットのセキュリティーの危うさは以前から言われています。いろいろ事件はおきますが、臭いものには蓋をして・・・式にそれを見ないことにしてインターネットの便利さだけを享受してきた業者はもちろん、われわれ利用者にも責任がありそうです。
先日のクレジットカードの個人情報漏洩事件に続いて、ネット専業銀行のイーバンクの利用者が預金13万円を何者かに無断で引き出されるという事件が起きました。 ただ、誤解のないように言っておかなければいけないのですが、これは被害にあった利用者がパソコンからスパイウエアに口座番号やパスワードなどを盗まれたために起きた事件でイーバンクには直接責任はないケースです。 それでもイーバンクはそのような場合でも被害に合わないために希望者にアクセスできるIPアドレスを制限することができる対策をすぐ提供しています。 もともと危険といわれているだけにそれなりに対策は講じていて、ネットバンクは思うほど危険ではないのかもしれません。 通常の銀行も同じくらいのリスクがあります。 カードをスキミングされて預金をおろされてしまう事故は今回のイーバンクの事故と同様銀行に責任はありません。 しかし、第三者が銀行のオンラインに侵入して預金を引き出してしまうという事件も起きていて、これは完全に銀行側の責任。 これに対して当初、銀行側は預金の補償を拒否した経緯があります。理屈はともかく、それを補償していたら経営が成り立たない、と判断したのかもしれません。それくらい当該事故が多発していたともいえます。現在ではそういう事故にも銀行が預金を補償することになったようです。 まだ起きていないのが不思議とも思えるのですが、銀行と預金者に防ぐことができない事故、これが一番怖いわけです。ネットバンクではまだインターネット回線に侵入して預金を引き出してしまうという事件は起きていないようです。 私はといえば、危険でもやはりネットバンクの便利さを放棄できません。ただ、多額の預金を置かないように注意しています。 いや、見栄を張ってしまいました。多額の預金をしたくても、ありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.04 22:29:30
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