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カテゴリ:事件簿
>アスベスト(石綿)の健康被害問題で、経済通産省は15日、
>業界団体などを通じ集計した石綿の加工業者など89社を対象 >にした調査結果を発表した。 >調査によると、「中皮腫」などによる死亡者数は374人、治寮 >中の患者数は88人だった。 >石綿の健康被害を巡っては、各企業の公表ベースですでに470 >人以上の死亡が判明。他省庁でも、国交省が造船業界などを >対象に被害調査を始めており、近く調査結果を公表する方針。 >被害者数はさらに拡大する可能性が大きい。 (日本経済新聞7/15夕刊より引用) この数日、騒がれている事件です。 この種の事件で怖いのは症状が出るのに途方もない年月がかかると言う点です。 アスベストの場合、吸引から発症までの平均潜伏期間は38年という調査結果が出ています。 災いは忘れた頃にやってくる。。。 今回はアスベストを製造若しくはアスベストを使用した製品の製造に従事した労働者の被害に焦点が当てられていますが、製品使用者の健康被害問題も生じてきそうです。 昔の建築物にはアスベストが使われていましたし、我々の小中学校時代にはアスベストを含む理科の実験器具(石綿金網)は日常的に使用されていました。 試験管、アルコールランプ、石綿金網といえば理科教材の三種の神器でしたから・・・ 起きてしまったことは元には戻せません。 でも、日本人の悪いところは学ばないことです。 数年前、携帯電話の電磁波も20年後に健康被害が出る可能性を指摘されていましたが、今は便利さが優先してそんな話はどこ吹く風。 安全だと言う話も出ていますが眉唾。 私も携帯電話は使用していますが数日に1回程度。万が一、20年後に発病しても、もう爺なのでかまいません。 しかし、今十代の人たちは1日中携帯を耳につけているような使用頻度。人生最盛期の30台に発病するかもしれません。 政府が携帯電話の安全性確保や関連情報発信に力を入れないのは、携帯電話の健康被害による平均寿命の短縮によって年金問題が自然解決するという深い?読みがあるのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.16 14:49:56
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