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カテゴリ:囲碁将棋
将棋のアマチュア強豪、瀬川晶司さん(35、NEC関連会社社員)に対するプロ編入試験六番勝負の第1局が18日、東京・新宿の紀伊国屋ホールで行われました。
残念ながら瀬川さんは91手までで佐藤天彦三段(17)に敗れました。合格ラインは6局のうち3勝。残り5局で3勝しなければなりません。3勝すると合格し、4段に編入されることになっています。 瀬川さんは「負けたのは残念だが、自分の好きな戦法で満足できる将棋は指せた。2局目以降も頑張りたい」と話しています。 日本将棋連盟がプロ編入試験を実施するのは、1944年に故花村元司九段が五段に合格した時以来、なんと61年ぶり。 異例の公開対局となった今回の第1局の会場にはファンや関係者約400人が詰めかけて熱戦を見守りました。 通常は正規のプロ採用試験を通らなければプロにはなれませんが、囲碁でも将棋でも実績によって、このようなプロ編入試験を行うことがあるようです。 瀬川晶司さんはアマ代表の特別枠で参加した公式戦でプロを相手に勝率7割を超える成績をあげて今回の編入試験の実施が認められました。 これはすごいですね。プロになっても当然という気がしますが、そこは勝負の世界、プロ編入試験で規定の成績を修めないといくら力があってもプロにはなれません。 アマにもこういうすごい人がいるということは、プロになるということとプロと同等の力を持っているということは別のことなんだなぁということに気がつきます。 瀬川さんの場合はプロへチャレンジしましたが、力があってもプロにならずにの別の道に進む人もいるわけです。 プロにとってもアマ強豪は刺激のある存在。アマに負けたプロなんていわれたくないでしょうから。 第2局は神吉宏充六段(46)と8月14日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われます。 頑張って欲しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.19 14:33:56
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