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カテゴリ:医療・福祉
厚生労働省の04年簡易生命表によると、日本人の2004年の平均寿命は5年連続で延び、過去最高を更新しました。
女性は85.59歳、男性は78.64歳 前年比では女性は0.26歳、男性は0.28歳の延びとなっています。 主要国・地域との比較では統計年次のズレはありますが、女性は20年連続で世界一。男性は前年3位から2位に上昇しました。 厚生省は平均寿命の延びの要因を、がん以外の脳血管疾患や心疾患などの死亡確率がやや下がったこととみています。 三大死因の (1)がん (2)脳血管疾患 (3)心疾患 を克服すると、さらに女性は7.9年、男性は8.7年平均寿命が延びるという統計も出ています。 たしかに、身の回りを見ても、上記の三大疾患を持っていない人は95歳くらいまで生きる例が多くなっています。 平均寿命が延びるのは良いことですが、素直に喜べません。 今、長寿でいる年代は年金がかなり豊富にもらえています。医者にもかかれます。 医療がいくら進歩しても、その恩恵を受けて長生きできるのは、老いても収入のある一部の特権階級の人たちだけになりそうです。 また、ただ長生きするだけではだめで、元気で長生きしなければ意味がありません。特に認知症で長生きしても本人にとってどれだけ価値があるのか疑問です。 家族のために生活に追われ、自分のために生きることをしていない人は認知症になりやすいかもしれません。 趣味、生きがいをもちましょう。 若いうちから心がけないと、年取ってから急に趣味はできません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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