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>トヨタ自動車は26日、8月30日にスタートする高級車ブランド
>「レクサス」の新型三車種を発表した。約2000億円を投じ、国 >内に143店の専用ディーラー網を設け、独メルセデス・ベンツや >BMWなど、欧州の高級車と競い合う。 >内外メーカーが入り乱れ、消費市場で存在感を持ち始めた富裕層の >取り込みが本格化する。 (7/27日本経済新聞 朝刊) 日銀調べでは5000万円超の金融資産を保有する世帯が150万世帯あり、これは全国5000万世帯の約3%に達するということです。1億円超では0・4%の世帯になります。 金融資産の分布では、資産額3000万円以上の世帯の割合は1995年には8%、2003年には11%に上がっています。 株式公開したIT企業経営者や外資系金融機関のディラーなど多様な職種が富裕層に仲間入りしています。バブル期の富裕層が土地長者中心だったのと大きな違いがあるようです。 富裕層に目をつけているのは高級車市場だけでなく、大手銀行も富裕層の資産運用を一手に引き受けるプライベートバンキング業務に力を入れ始めています。 この10年くらいを見ていると、たしかに資産格差が広がっていると感じます。年収300万円時代が来るという説もありますが、金持ちはますます金持ちになります。富の分配がアメリカ型に近づいているようです。 この傾向に気がついて、独立する人や勤務する会社とは別の世界を独自に持とうとする人たちが増えています。寄らば大樹、という日本古来の処世術が効き目を失ってきているのでしょう。 良し悪しは別として、アメリカ型社会は極端な搾取社会。意味は大きく違っていても、表面的には日本のかつての封建時代の経済に似ているかもしれません。 最近の多くの若者の無気力さが気になりますが、その一方で、わずかですがものすごく優秀でやる気のある若者たちの存在も目に付くようになりました。ちょっと、将来が想像できそうな気がします。 あなたは地頭になりますか、農民になりますか。 それとも泣く子になりますか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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