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カテゴリ:事件簿
明治安田生命の保険金不払い事件は世間をあきれさせる事件でした。
でもこれは氷山の一角でどの保険会社でも多かれ少なかれ存在します。 保険金詐欺なども多いため、保険会社もすべて申請どおりにハイハイ、と支払うわけにはいきません。 調査員が調べて不正のある申請を却下するのは加入者の利益保護にもなる訳ですし当然のことです。 人気がありますが概して外資系生保は支払いがシビアと言われています。 だから経営が安定しているのでしょうか。 もちろん、行き過ぎれば保険金不払いになってしまいます。 その境界線は微妙です。 しかし、明治安田生命の保険金不払い事件は会社ぐるみの詐欺行為で、許されるものではありません。 今回の金融庁の対策がどこまで有効かは分かりません。 対策の内容の良し悪しよりも運用が問題です。 お役所お得意のポーズだけの対策なら、何の意味もないでしょう。 >金融庁は保険会社各社で保険金の不当な不払いが発覚した >ことを受け、不払いを防ぐ新ルールを課す。 >新たな監督指針を策定し、どういった病気や事故が支払い >対象外なのか商品販売時に文書でわかりやすく説明するこ >とや、支払いが適切かどうかの第三者によるチェックなど >を年明けから各社に求める。適切な保険金支払いの徹底を >迫り、違反した場合には行政処分も検討する。 >近く監督指針の改正に着手し、年内にも新指針を固める。 >「不払い防止」を目的にした指針をつくるのは今回が初めて。 >2度目の業務停止処分を受けた明治安田生命保険で2000件を >超す悪質な不払いがあったほか、他の生損保でも支払い漏れ >が相次いでいる。早期にルールを整え直し、各社に対応を促す。 日経ネット11/7より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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