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これはとても面白い、珍しい事件?です。
「判決理由が不明確である」 という理由なら事実かどうかは別として理由としては分かります。 しかし、 「判決理由が短すぎる」 という理由はいただけない。 まるでコントのネタのよう。 もともと法曹界には判決主文は長い方が良いという風潮があるようです。 判決日の午前中にはじめた判決主文の読み上げが終わるのは夕方になるという話も聞きます。 司法試験に合格して司法修習生になると国庫から給料をもらって2年間の研修につくわけですが、この2年間何をしているかというと、基本的にはこの判決主文の書き方を練習しているらしいのです・・・ 長い方が権威がある。 長い方が相手を煙に巻くことができる。 と考えているのでしょうか。 長く書くのは簡単なこと。 短くまとめることができるほうが頭脳としてははるかに優秀。 こんな基本さえ分かっていない判事が多いんですね。 法曹界も若手によって直していかないといけないようです。 いや、もしかしたら、すでに若手も長老たちに毒されているのかもしれません。 >裁判官再任に関して「判決理由が短すぎる」として減点評価 >したのは人事権を武器にした「裁判干渉」に当たるとして、 >横浜地裁の井上薫裁判官(50)が29日までに、裁判官弾劾法 >に基づき、同地裁の浅生重機所長(63)の罷免を求める訴追 >請求状を国会の裁判官訴追委員会に提出した。 >現職判事が憲法が定める裁判官の独立を侵害されたとして >「上司」の裁判所所長の罷免を求めたのは極めて異例。 >浅生所長は29日午前、地裁総務課を通じて「申し上げること >はない」とコメントした。 >井上判事は任官20年目。判決文のうち結論を導くのに必要な >い部分は「蛇足」で不要というのが持論で、著作「司法のし >ゃべりすぎ」で有名。 >昨年4月、横浜地裁に赴任し、交通事件などを担当している。 日経ネット11/29より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.29 17:25:14
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