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この記事のタイトルを見ただけで「きな臭い」と感じた人が多いのではないでしょうか。
防衛庁を「省」に格上げするということは単に名前の変更ではありません。 予算も大幅に増やしたいと言うのがとりあえずの目的なのではないかという気がします。 中国・韓国など周辺国はこの手のニュースには過敏に反応する傾向がありますが、それは貸しを作って国際援助を引き出したいという思惑が見え見えなのでそれなりの見方が必要です。 「軍国主義復活」を本気で懸念しなければならないのは国内、日本国民のほうです。 軍国主義復活というきな臭い言葉を使わなくても、防衛と言う名のもとに着々と自衛隊の戦力は強化されています。 戦後、日本国民は軍事大国をめざす自民党に、唯一の信頼できる資本主義政党ということで支持を与えながらも憲法改正に必要な2/3の議席は与えないと言う、絶妙のバランスを取ってきました。 戦争を知っている世代が消えていくこの先10年内にはこのバランスも崩れていくのは必死。 残念ですが歴史上稀に見る平和な時代も60年を経過し、終焉を迎えるのは時間の問題のようです。 ----------------- >自民党と公明党は5日午前、国会内で与党幹事長・政調会長 >会談を開き、防衛庁を「省」に格上げすることで原則合意し >た。これを受け、政府は来年1月召集の通常国会に関連法案 >を提出するこことになる見通しで、早ければ来年夏に「省」 >格上げが実現する。 >今後は名称が焦点となる。自民党は「防衛省」を主張してい >るが、公明党内には「防衛国際平和省」など軍事色を薄めた >名称にすべきだとの声があり、調整が長引く可能性もある。 >「省」格上げには中国など周辺国が「軍国主義復活」などと >反発するのは確実。小泉純一郎首相の靖国神社参拝に続き、 >日中の摩擦要因になることが予想される。 >「平和の党」を標榜(ひょうぼう)する公明党は「防衛省」 >に反対してきた。会談に出席した冬柴鉄三幹事長は国連平和 >維持活動(PKO)や国際緊急援助隊活動を自衛隊の本来任 >務として位置付けるよう要望。それが実現することを条件に >「党内手続きをとる」と省昇格を容認した。 日経ネット12/5より --------------------------- 関連記事 http://plaza.rakuten.co.jp/mcneill/diary/200511300000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.08 14:55:26
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