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カテゴリ:事件簿
東京高検の事務官が自治体へ判決を誤って通知したため、不当に選挙権を停止されたという事件です。
地味ですがこれがニュースになって良かったです。 ニュースにもならないほど茶飯事だったら困ります。 人間だから間違いがあっても仕方ありませんが、どうしたら間違えることが出来るのか、聞いてみたい気がします。 まあ、この被害の男性、選挙で投票できなかっただけだったのか、他にも影響があったのかこの記事では分かりませんが、人の命や身分に影響する仕事に就く人はそれなりの注意力と配慮が必要であることを痛感します。 それは能力の問題ではなくて自分の仕事に対して情熱を持っているかどうかの問題であるのかもしれません。情熱がなければミスも多くなるものです。 この事件の事務官がそうだったかどうかはわかりませんが、近頃、自分の仕事にプライドを持っている人がめっきり減ったように思います。仕事が単に生きるための手段ではちょっと寂しいですね。 ------------------- >東京高検の20歳代の女性事務官が執行猶予付き判決が確定した >男性について、実刑判決が確定したと自治体に誤って通知し選 >挙権を行使できなくしたとして、同高検は6日、この事務官を >訓告処分にしたと発表した。当時の上司の事務官2人は戒告処分 >にした。 >同高検によると、男性は昨年2月、懲役1年6月、執行猶予3年の >判決が確定したが、事務官は男性の本籍地の自治体に「実刑確 >定」と通知。男性は公職選挙法の規定に基づき選挙権を停止され、 >昨年7月の参院選、今年9月の衆院選で投票できなかった。 >今年9月末に男性側からの指摘でミスが判明。同高検は男性に謝 >罪し、自治体に訂正通知した。笠間治雄次席検事は「誤った通 >知で選挙権行使を不可能にしたことは遺憾。再発防止に努めたい」 >としている。 -------------------- 日経ネット12/6より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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