ブログ三面記事

またまたびっくりのニュースが飛び込んできました。

６１万円で１株の売り注文を出すはずだった・・・

それが

１円で６１万株の売り注文を出していた・・・

みずほ証券のシステムでは警告が出たが、担当者はこれを無視。
ほかの職員が間違いに気がついて、あわてて注文を取り消すも、間に合わず今度は買い戻しで対応した・・・

みずほ証券は結局わずか１６分で３００億円の損失を出した・・・

ネットで場を見ていて、これが誤注文であることに気がついた投資家は、間違えた人は必ず買い戻すと見て、下がったところに買いを入れる。

案の条、間違いに気がついたみずほ証券が買い戻しに入って、株価は急騰する。買った投資家は大儲け。

みずほ証券が３００億円の損失を出したということは、その反対側でほぼ同額儲けた人（たち）もいたということです。

この誤注文で相場は一時売買停止、８日の平均株価も大幅に下落し混乱した。

この事件で多くの識者はみずほ証券でチェックが働かず、東証でもチェックが働かない二重のチェック漏れを指摘しています。

人間は間違いを犯すもの。
間違いを犯す人が悪いのではなく、チェックが働かないシステムが悪い、と。

しかし、このコメントはカッコ良すぎます。

本当は間違いを犯す人もそれをチェックできないシステムも両方悪いのです。

担当者には担当者としての責任があり、チェックシステムにはチェックシステムとしての責任があります。その責任の違いを混同してはいけないのです。

相場の混乱でとばっちりを受けて損した人もいることを忘れてはいけません。こちらの方は立証が難しく、泣き寝入りになるかもしれません。


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>東証マザーズ上場のジェイコム株を8日、1円で61万株の
>売り注文を出した証券会社が、みずほ証券であることが
>明らかになった。

>同証券は「売買注文を入力する際の誤りにより、関係者
>に多大な迷惑をかけ、深くおわびします」と誤発注を認
>めるコメントを発表。「事実関係を確認中で、今後の対
>応策は東京証券取引所と協議中」としている。

日経ネット12/8より

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