ブログ三面記事

インターネット掲示板に「次は栃木県真岡市の幼女を狙う」と書き込んだこの高校生は女児殺害事件を実際に実行したわけではなさそうです。

しかし、容疑が小学校の授業を中止させた威力業務妨害というのはぴんときません。

本人も「ネットの世界だけで騒がれるものだと思っていた。」と供述しているように完全にネットと実社会との区別がつかない精神の病にかかっていると言ったほうが正確なのかもしれません。

単なる「悪質ないたずら」とは異なることに気がつかないといけません。
こうしたいたずらをきっかけに否応なしに実際の犯罪に進んでしまう例は数限りなくあります。

ある意味、彼らは法を形式ばかり適用して威力業務妨害だのと言っている病んだ大人社会が生んだ被害者なのかもしれません。

大人でもネットと実社会との区別がつかない人間が急増している社会で人生経験の乏しい子供たちの精神はネットという社会の理解に苦しんでいます。

威力業務妨害なんてバカなこと言っていないでネット教育を真剣に検討しなければならない時期に来ています。

ネット教育と言ったらネットの技術の使い方を教える教育しか思い浮かばないようでは先が思いやられます。

子供たちをネット犯罪者にしないために親たちも子供の進学だけでなく、心の教育を真剣に考える必要があるでしょう。


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>栃木の小1女児殺害事件の後、インターネット掲示板に
>「次は栃木県真岡市の幼女を狙う」と書き込み、小学校
>の授業を中止させたなどとして、真岡署は17日、威力業
>務妨害容疑で、同市に住む私立高1年の男子生徒（16）を
>逮捕した。

>生徒は、休み時間中に教室で携帯電話を使い、書き込みを
>していた。「ネットの世界だけで騒がれるものだと思って
>いた。実際にやるつもりはなかった。反省している」と容疑
>を認めているという。

>調べでは、生徒は12月9日午前11時ごろと正午ごろの2回、
>「ＴＨＥレイプマン」と名乗り、携帯電話から掲示板に
>「幼女を狙う」「西小あたりを狙います」などと書き込み、
>授業や全校集会を中止させ、市立真岡西小学校の業務を妨
>害した疑い。

>生徒は女児が行方不明になった1日は授業を受けており、
>県警は事件に乗じた悪質ないたずらとみている。

日経ネット 12/18より

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