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カテゴリ:株式投資
ライブドアの粉飾決算は多くの、とりわけ若い投資家たちを失望させました。
東京地検特捜部の任意の事情聴取でグループナンバー2といわれる投資・金融担当の宮内亮治取締役が買収手法の立案、実行主導を認めたようです。 買収を巡る虚偽情報開示の違法性の認識は否定ということですが、それは泥棒が悪いことだと知らなかった、というのと同じでむなしい抵抗としか言いようがありません。 また、堀江貴文社長(33)の関与についても否定したようですが、秘書が勝手にやったこと、という汚職政治家の常套手段とイメージがダブります。 いえ、親分の罪をかぶって身代わりに刑務所に入るチンピラとイメージがダブります。 ライブドアの経営の根幹部分を堀江貴文社長が関知していないということはまず、ありえません。 常識的にはオーナー社長の企業の不祥事の場合、オーナー社長が結論を指示し、具体的手法、ノウハウを社内の右腕や外部のコンサルタントに依頼するというケースがほとんど。 その具体的手法について実行前に報告をうけるのが常識。 報告も受けずにGOサインを出したのなら、どうせ非合法だろうから聞かなかったことにしておくよ、というところでしょう。 --------------------------- >ライブドアグループの証券取引法違反事件で、グループ >ナンバー2といわれる投資・金融担当の宮内亮治取締役 >(38)が東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、関連 >会社による企業買収に投資事業組合を介在させる仕組み >の立案・実行を主導したと認めていることが21日、関係 >者の話で分かった。買収を巡る虚偽情報開示の違法性の >認識や、堀江貴文社長(33)の関与は否定したもようだ。 >特捜部は同日までに、ライブドアの財務担当の熊谷史人 >取締役(28)、関連会社ライブドアマーケティング(L >DM)の岡本文人社長(38)らからも任意聴取したもよ >う。堀江社長も今週中に任意で聴取する方針を固めてお >り、一連の不正工作への関与について解明を進める方針 >だ。 日経ネット1/22より --------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.22 20:09:21
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