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カテゴリ:医療・福祉
医療・介護に関しては政治家も高級官僚も全く分かっていません。
正確に言えば、彼らにとっては他人事なのでどうでもよいことなのです。 資産家は健康保険や介護保険は加入しないし、使うことはありません。 金持ちは自家保険で十分だというわけです。 その彼らが庶民の医療・介護制度をいじくるのだから・・・ いい加減になっても不思議ではありません。 長期療養のためのベッド「療養病床」を2011年度末までの6年間に6割削減するという案ですが、最悪です。 医療の必要性が薄いにもかかわらず家庭の事情などで長く入院を続ける「社会的入院」を減らし、医療費を抑制するのが狙い、 というのですが、 「社会的入院」というのは仮病ではないのです。 治療は必要なくても自立生活のできない老人は大勢います。正確には介護保険の対象者なのですが、介護施設は不足し、申し込みから2~3年待たなければ入所できないのが実情です。 そういう老人たちが入っている長期療養のためのベッド「療養病床」を、介護施設の不足のまま、医療費を抑制のために削減するだと。。。 老人たちを乳母捨て山に置いて来い、というわけですか。 現在の薄い介護保険制度では、家族が介護老人を抱えれば、会社勤務が不可能となり、収入を失い共倒れになります。 たまたま認知症老人を抱えてしまった人は首をくくるしかありません。 明日はわが身です! 「弱者切り捨て」「貧富格差拡大」 政策として積極的にこれらを進める政府。 でも、日本人は辛抱強いので、これくらいでは暴動は起きません。 そこまで読まれています。 面白かったら投票してね→ ------------------------ >厚生労働省は1日、高齢者などが入院する長期療養のための >ベッド「療養病床」を2011年度末までの6年間に6割削減す >る改革案をまとめ、自民党側に提示した。 >医療の必要性が薄いにもかかわらず家庭の事情などで長く >入院を続ける「社会的入院」を減らし、医療費を抑制する >のが狙い。 >ただ与党内の反発は根強く、最終的に削減数の目標を設定 >できるかは微妙な情勢だ。 >同省は近く国会に提出する医療制度改革法案にこの削減案 >を盛り込みたい考えだが、同日の自民党厚労関係議員幹部 >会では了承を持ち越した。退院者の受け皿施設が整備でき >るまで数値目標は先送りすべきだとの意見が相次いだためだ。 >厚労省案によると、全国の病院にある約38万の療養ベッド >のうち6割にあたる23万を6年間で削減、15万にする。介護 >保険で費用を賄う介護型(13万)は12年度から全廃する。 >ただ手厚い医療を必要とする4万人分は健康保険でカバーす >る医療型に切り替えて残す。医療型(25万)はこの分を含 >め15万人分に圧縮する。 日経ネット2/2より --------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.02 19:03:09
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