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カテゴリ:株式投資
ライブドア、10―12月経常益69億円と、かなり利益を出しているようですが、粉飾決算の容疑がある決算のあとでは、それも信用できない、ということになりそうです。
捜査で資料を持っていかれたため監査が充分できず、意見表明ができないという監査法人の言い分も一理あり、監査制度の矛盾を露呈しています。 しかし、そもそも自分が見逃した過年度の粉飾決算が原因かもしれないということであれば、資料を持っていかれたため監査が充分できないなんてことも偉そうに言えません。 一方、株価は会社自体が消滅するのではないかといううわさで一時55円まで急落した模様です。 今回の事件によって、ライブドア株が急落し、億単位の含み損や実損・借金をかかえた投資家も大勢いるようです。 新興市場は大当たりが出る可能性も高いのですが、このようなババを掴まされることも充分あり、リスクを十二分に認識する必要があります。 株式投資は所詮、ギャンブルです。 株式投資をギャンブルにしないやり方もありますが、ほとんどの人が知りません。 それとも、ギャンブルじゃない株式投資なんて、コーヒーのないクリープみたいなもの、とみんな思っているのかな。 面白かったら投票してね→ ----------------------------- 13日に証券取引法違反で起訴されたライブドアが14日夜発表した2005年10―12月期の連結業績は、経常利益が前年同期比9倍の69億円だった。社債引き受けなどの金融事業が利益拡大をけん引。同社と契約する港陽監査法人(横浜市)は捜査当局に資料を押収され「意見表明できない」との文書を添えた。ライブドアが上場する東京証券取引所は「開示内容に誤りがあった場合は再度、開示を求める」(広報)方針だ。 売上高は4倍の518億円。うち金融は10.8倍の312億円。ポータル(玄関)サイトを含むネットメディア事業は広告収入が増え2.5倍の12億円になった。 昨年末時点での現預金は昨年9月末より330億円少ない618億円。有利子負債は昨年9月末より67億円少ない19億円だった。 開示資料には、グループ会社が離脱した場合「事業上の連携が十分にとれない可能性がある」と指摘。同じく起訴された関連会社のライブドアマーケティングの保有株式について「減損処理する可能性がある」ことも記載した。 日経ネット2/14より ----------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.15 01:29:50
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