|
カテゴリ:事件簿
日本学士院元事務長(59)が日本学士院の経費や会員が出した積立金の中から計約700万円を不正に支出したとして懲戒免職になった。
公務員のすべてが悪いことしているわけではないけれど、どうも目に付くんですよ、この種の事件。 これは本人の問題だけではありません。 ------- 採用されてから30年以上、会員が親睦(しんぼく)のため積み立てる「会員拠出金」の管理を1人で任されていた。 ------- こんなこと民間大手ではありません。慣れてくるとすぐ担当が替わります。 人間は弱いもの。誰にもわからなければ誘惑にかられます。 担当換えや配置換えは、組織の損失を防ぐために行われますが、このような職員の誘惑の余地を未然に無くすための仕組みでもあります。 その当然の配慮が官庁や外郭団体には大きく欠けているようです。 罪を犯した人よりも、そういう官庁のいい加減さ、傲慢さに腹が立ちます。 投票してね→ --------------------- >文部科学省は31日、日本学士院の経費や会員が出した積立金 >の中から計約700万円を不正に支出したとして、元事務長の >男性職員(59)を懲戒免職とした。不正支出した金は約130 >万円を私的な飲食に流用し、残りは職員の出張費などに充て >ていたという。 >同省によると、元事務長は1970年に学士院の専門職員に採用 >されてから30年以上、会員が親睦(しんぼく)のため積み立 >てる「会員拠出金」の管理を1人で任されていた。 >遅くとも98年から計約130万円を着服し同僚との飲食などに流 >用。さらに職員の出張費などを捻出(ねんしゅつ)するため >計約570万円を海外の研究者を招いた際の滞在費を水増しする >などの手口で不正支出した。 >日本学士院は優れた研究者を顕彰する事業などを行う文科省の >機関。 日経ネットより ----------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.02 00:25:46
コメント(0) | コメントを書く
[事件簿] カテゴリの最新記事
|
|