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カテゴリ:読書記録 241-250
タバコをめぐる規制に真っ向から反論します。 しかし、著者が本当に訴えたいのは、タバコ問題ではなかったはずです。 自分と世界観や価値観を共有しない者を「悪」に仕立て上げ、それを徹底的に排除しようとする人間が権力を持ち、それにメディアが迎合し、多くの市民が扇動される。少しでも異論を唱えれば「悪」とみなされ、社会全体から袋叩きにあう。良識も無ければ、科学も論理も通用しない社会になってしまう。 タバコ問題はあくまでもこういった現象の一例でしかありません。 あまり、タバコに深入りせず、もう少し社会学的な考察を深めれば、もっと面白い本になったのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/12/25 10:12:09 PM
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