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テーマ:猫のいる生活(138873)
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まおは、横浜~千葉までの電車に乗っている間、
ずーっと鳴いてた。 猫用のキャリアーという小さい空間に入れられて、 透明な蓋の向こうに、「なんでこんな所に入れるのよぉ~」 って顔を私に向けて。 駅の改札では、天井に響くくらいの声で鳴いてた。 駅員さんと交渉している間も容赦なく鳴く。 電車に乗ってる時にも、前に立っている人の顔を見ながら鳴き続ける。 お願いだから、そんなに鳴かないでぇ~と思って なだめた顔で、まおを見つめると、まおも 一旦はじーっと私の顔を見る。でも、それも5秒くらい。 すぐに「にゃぁ。にゃぁ」って始まる。 隣に座った男性は、猫が好きらしくって、 難しそうな本を読む手を休めて、口の両端をにーっと 上げてる。(その顔おもしろいですよ!) そんなこんなで、老夫婦のもとに届けられたまおは、 すっかり田舎の家になじんで、毎日顔やら体を拭いてもらって るらしい。 「昔、あなた達の顔を拭くときと同じよ!」 「あー。あれにかかったら、逃れられないからねー。」 不思議と子供の時の感触を思い出した。 ぎゅーっと痛いけど、でもさっぱり。 まおの嬉しそうな顔が目に浮かぶぞ。 セドリック・クラピッシュ監督の 「猫が行方不明」をまた観たくなったのでした。 ●パリの下町に住む女の子が、お婆さんに預けた猫が 行方不明になる事により、色んな人と関っていき 自分を見つめていく。そして、とうとう・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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