ニラカイナリィリヒ
デザインを変更したら、気に入らなくって、ずっとほったらかしにしてました。でも、最近、ちょっと胸に響く曲(詩)があったので書いてます。安藤裕子さんの「ニラカイナリィリヒ」。最初にこのミュージシャンを知ったのは、月桂冠のCMで、映像(ある日違った場所から、偶然同じ赤い風船を見た夫婦が、夫は赤い金魚を買って帰って、妻は金目鯛を焼いて夫を待ってて、夕暮れの食卓で、お互い笑ってるっていう、ほのぼのとしたCM)も素敵だったのですが、その時の曲が良くて好きで、調べたのがきっかけ。ニラカイナリィリヒの詩の一節。ニラカイナリィリヒ叶えさせて失くしたもの全て手の内に秘密の呪文を唱えて全てをこの手に入れるわ絡まった指も落とせないでずっと君を守りたい?僕を救いたい?-美しい旋律に、このシンプルで力強い詩が好き。女の人は、失くしたものを全てもう一度手に入れたいという想いがあるはず。ふっとそんな瞬間があるはず。そして想いを巡らすけれども、やがてそんな自分を馬鹿と思う。この詩は、そんな自分の深遠な部分を感じて、なんだか安心をする。もっと違う意味で作詞しているかもしれないけど。。生きることは喪失する事?喪失するものが、なければどんなに楽だろう。でも次の瞬間、無理と思う。だって、こんなにもしがみついてるもの。Merry Andrew