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2009年11月16日
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今回は、キムヨナの3Fの矯正は完了していないのがはっきりわかったスケートアメリカでした。
練習では一度もインエッジで跳べず、転倒していたのが3Fでした。

ショートで見逃されて、世界最高得点が出たのはいいけれど、遠目ながらもカメラには写っていたし、フリーではカメラが待ち構えている前で3Fを跳ばなければならないと意識しすぎて、3lzと3Fのミスにつながったのだと思います。

3Fと3Lzはインとアウトで表裏一体です。どちらかを矯正しようとすると必ず不安定になるジャンプです。
過去にはロシェット、ミキティ、真央ちゃんも矯正に取り組み、1シーズンから2シーズンはジャンプが不安定になり、得点も伸び悩みました。


スケートアメリカでのキムヨナのジャンプの点数です

ショートプログラム
ジャンプ     基礎点 加点
3Lz+3T    10.00 2.20
3F        5.50 1.80
2A        3.50 1.60


フリープログラム
ジャンプ      基礎点 加点
3Lz+3T<    < 7.30 -2.00 ステップアウト
3F<       < 1.70 -1.00 転倒
2A+2T+2Lo    6.30 0.00
2A+3T       7.50 1.20
3S         4.95x 0.40
2Lz<      < 0.66x -0.28 途中で開いてしまう
2A         3.85x 1.20 xは後半実施でボーナス点対象

ショートプログラムは世界最高点更新。
しかし、実際に演技を見てみると、大いに疑問を感じます。

「質の良い3回転3回転を跳べるのはキム選手」といわれていますが、
彼女のセカンドジャンプはいつも回転不足気味です。

そして疑惑の3Fジャンプ。

思いっきりeマークが付きそうな、アウトエッジで踏み切っていました。
しかしジャッジには見えなかったようで、おまけに加点が1.8もついています。

スケートアメリカは昨年、各選手のジャンプ時の踏み切りをアップで捉え、スローで何度もリプレイ。
それまでの間、公にはならなかったキムヨナの3Fのエッジが大写しになってしまいました。
なので、今季は矯正してきたと自信満々なキムヨナ陣営の言葉を検証すべく、期待していました。

今回のショートプログラムでは、カメラアングルは真横からで、大写しとは行かず遠目な位置でした。
直前の練習ではアウトエッジ踏み切りのジャンプしか確認できません。

誰もが、特になぜか日本のマスコミがキムヨナをこぞって持ち上げ、世界最高点を期待していました。
ああ今回はカメラもアップで写さずに、ジャッジは見逃すのかなぁと思っていました。

フリープログラムで、直前にアメリカのフラット選手がノーミスで完璧な演技をし、会場の熱気は最高潮。
ラスボス感たっぷりにキムヨナは登場。
タラ・リピンスキーの再来のような衣装でリンクの中央に向かいます。
そして演技。

個人的に思った私の印象は以下の通りです。
フリープログラム
ジャンプ
3Lz<+3T<     << ステップアウト
3F<         < e 転倒
2A<+2T<+2Lo<  <<<
2A+3T<       <
3S<         <
2Lz<         <  途中で開いてしまう
2A

私には3回転ジャンプを一度も成功したようには見えませんでした。
しかし、高得点。そしてぶっちぎりの優勝。
なんじゃそりゃ。
こんなんじゃ、他の選手はやってられません。
もともと、ショートプログラムの時点で、点数は出しすぎなんじゃないですか?>審判
いくらキムヨナがプレッシャーに弱いからといってもやりすぎです。

キムヨナは実は3回転ジャンプは
3Lzと3Tしか正確には跳べないと思います。
それでも、セカンドにもってくると3Tは回転不足気味になります。

3Fは助走が多く取れるのでスピードを出し、幅跳びでダイナミックに見えますがロングエッジ。
3Sは無難に跳べますがあまり質はよくないです。
3Loは苦手なジャンプなのでプログラムから抜いてしまいました。

ジャンプが得意なはずのトップ選手がいつまでも2Aを3回入れているのは特筆すべきこと。
キムヨナは完璧な選手、ジャンプが得意な選手、教科書のようなジャンプが跳べる選手、
とマスコミは宣伝していますが、それは疑問です。

キムヨナは教科書ジャンプ(フリップもルッツも跳びわけできている)

実はフリップはずっとロングエッジ

3回転3回転(3Lz-3T)という最高難度のジャンプに変更・質の良い3-3はキムヨナしか跳べない

最高難度は3Lz-3Lo、しかもミキティが跳べる。
セカンドLoの3-3の方が難しく、真央ちゃんやアメリカの選手も跳べるが、なぜかジャッジの判定が厳しくて軒並みDGされまくる。
キムヨナ以外の3-3はDGされまくるのでここ数年跳べない状態になっている。

ジャンプ転倒のキムヨナは珍しい

3Lo、3Lz、は転倒の率が高い


柔軟性もないのに高得点のスパイラルとスピン。
スタミナもなく、止まってばかりいて足も動かさないのに高得点のステップ。

どこかがまともに分析し、報道してくれる機会がこないのなら、日本のスポーツは終わりです。
オリンピックが商業化してしまったかのように、日本のスポーツもお金や国威発揚に負けたのです。
日本にいて、日本の放送で日本の選手の活躍がみれない。
この異常な状況はいつまで続くのでしょうか。

キムヨナ選手のフリープログラム
http://www.youtube.com/watch?v=SXu9lyxKgH4
6:30からリプレイでオーサーが何か言ってますが、英語わからないのでなんて言っているのか(泣)
7:00から転倒した3Fですが、7:06にオーサーが「ロングエッジ」と言っているように聞こえます。
プロトコル見て、eマークついてなくてホッとしたのか、当然だと思っているのか聞いてみたいもんです。





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最終更新日  2015年02月28日 23時26分09秒
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