カテゴリ:旅行・外出
この週末、諏訪神社へ行った。
上社前宮 上社本宮 下社春宮 下社秋宮 の順で廻った。 諏訪ICを降りてまずは上社前宮を目指した。 巨大な諏訪湖を中心として上諏訪が東南から東、下諏訪が北、岡谷が北西となり、北と南、東と西では雪の積もり方や体感温度などの差がけっこう激しい。 粉雪がちらつく中、神社を廻り、参拝した。 せっかくなので朱印帳を買い、朱印を書いてもらうことにした。 上社前宮で1000円を払ったが、案外しょぼかったので明治神宮で買えばよかったと後悔。 朱印代として社務所でお願いするたびに500円支払う。 筆で書いてもらう時は、上手なものとド下手なものがある。 今度明治神宮や京都に行った時に書いてもらったものと比べてみようと意地悪く考えた。 下社へ行く前に、○クトが何回か訪れたという蕎麦屋に行き、同じ場所に座った。 超上品なお蕎麦を出す、食べ方にこだわりのある店だった。 蕎麦の味は・・・上品すぎた。 そばの実を挽いて、いい場所を使って作っているといい、ゆで時間が短いとのこと。 白く細くツルツルで、蕎麦の香りがほのかにするらしい。 藻塩をふって食べるのがいいらしい。 ツユにつけるとそばの味がなくなるそう。 さすが一流芸能人の訪れる店、私みたいな庶民は修行が必要だ。 だがしかし!そば湯の美味しさはぴか一だった。 白濁し、とろりとしたそば湯は、蕎麦の味が出ていて絶妙の味だ。 これこそツユに薄めずに飲めるくらいの美味しさ。 このそば湯のためにお金を払ってもいいくらいだ。 そばの実のお土産をもらった。 5・6・7月とずらして種を蒔けば花が長く楽しめるという。 こだわりのお店のお土産はとっても風流だ。 4つの神社を廻ったあと、諏訪湖は意外とうなぎが名産だというので、岡谷市に行って美味しいと噂の店に行った。 諏訪湖と天竜川の境の釜口水門のそばにあるうなぎ店で、目の前にも競合店があるが、訪れたのは食堂っぽい方というかラーメン屋ふうの方。 17:00まで休憩とあるが、時間を過ぎても準備中の札のまま。 店の前から携帯で電話したら17:30からだといわれた。 ちなみに諏訪湖近辺の飲食店は午後2~5時過ぎくらいまで休憩というカタチで営業していないのが普通らしい。 ホテルや料理屋などのレストランの食事でさえも予約しないと駄目らしい。 泊まる宿もなく、日帰りでふらりと立ち寄っただけの観光客には厳しい土地だ。 古くから続く由緒ある神社や有名なお祭りなどで栄えた土地だから、独特の風習やしきたりなどあってもおかしくない地域であるが、あんまりだ。 一見さんに厳しい京都でさえ、いつでも誰でも入れる飲食店はもっとあるはず。 でも確かに一日居ても、街の人が歩いている姿をちっとも見かけなかった。 神社でお参りに来ている人を見るか、観光客くらいだ。 地元の人はどこへ行ったんだろう。そんな不思議な諏訪湖周辺。 車の中で店の前で開店時間を待った。 夕方なのに真っ暗で辺りが冷えて心細かった。 そして開店。 さんざ焦らされて入ったが、夜の部なので酔客もいて、タバコの匂いにむかつきながら注文した。 愛知県一色産のうなぎを使用しているらしい。(店の壁に貼ってある紙を参照) 注文してから焼き始めるため時間がかかると言われた。 うなぎは待たされるのが常識なので全然かまわなかったが、地元の客に愛想のいいご店主や店員らの声を聴きながら待つ一見客の疎外感は半端ないものである。 これだけの思いをして待ち、噂だけを頼りにたどりついた食事が外れた時の脱力感といったらもう・・・。 しかしようやく出来上がって届けられたうなぎは、最高の旨さだった。 うなぎが好物でない私が今まで食べて美味しいと唯一感じたうなぎ屋のそれと同じタイプの焼き加減、タレの味だった。 外側がパリパリと香ばしく焼き上げられ、中はふんわりジューシーで、タレは甘辛のバランスが完璧。 これで岐阜まで行かなくても美味しいうなぎが食べられる。 ちなみに岐阜にある「なまずや第三分店」が今まで最高だった。 これからは岐阜まで行かなくてもこの岡谷にある「うなぎの館 天龍」があるので嬉しい。 満足の食事を終え、下社秋宮の境内にあるホテルの日帰り入浴をして帰ることにした。 諏訪は温泉地である。 街中にお湯が流れ、足湯があり、間欠泉センターなるものもある。 足湯初挑戦!と間欠泉センター横の足湯と儀象堂の足湯にチャレンジした。もちろん無料。 間欠泉センターは上諏訪の温泉、儀象堂は下諏訪の温泉とそれぞれ源泉が異なるという贅沢ぶり。 諏訪湖って意外と素晴らしい温泉天国な地域なのかもしれない。 今までは名古屋や関西への往復に通過する地域という位置づけだったのに、高速を降りて散策したらとっても楽しめる場所だと実感。 諏訪大社はパワースポットでもあるし、エネルギー充電の場所としてもいいかもしれない。 さてホテルの日帰り入浴のお風呂はとってもよいお湯で、お肌がすべすべになって大満足。 風呂上りにホテルのレストランで軽く食事でも出来たらと思ったが、やっぱり予約のみで×。 軽く飲み物でもできないかと聞いたら、自販機でロビーで飲む分にはOKとのこと。 ほんとうにいったいなんで?まるで飲料や食材に限りでもあるのだろうか。 面白いというか不思議というか、地域性って面白い。 ホテルを出て帰りに寄ったのは長野でナンバー1だというラーメン屋(地元観光冊子参照)。 前日に東久留米にある燕三条系太麺こってりラーメン(自分史上最高好みのベストラーメン)を食していた私。(「丸め」というラーメン店) 期待して食べた長野でナンバー1のラーメンは、諏訪IC近くにある本店に続いてOPENしたという店だったからなのか、外れだった。 インスタントラーメンみたいな味で、粉っぽい麺にへんに甘ったるいスープ、つけたしのような辛味で、いろんな名店の味を少しずつアレンジして一緒にしましたーというような。 いい意味でいうとジャンクなラーメンで、率直にいうとラーメンの真似をしたラーメンだった。 ラーメン屋で最後まで食べきれずに席を立ったのははじめてだ。 長野1位って・・・。 10キロ太り、ダイエットが必要なのに無理をして食べたラーメンだっただけに失望感が大きかった。 ラーメンは激戦区といわれるところで食べるのがいいということを学び家路についた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月11日 22時48分42秒
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