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2015年01月06日
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あけましておめでとうございます。

ずいぶん楽天ブログの設定が変わってとまどっています。

今年は少しずつでも書いていきます。


さて、箱根駅伝。

今回は駒澤大学が圧倒的有利という前評判でしたが、神様の描いたシナリオは劇的なものでした。

誰もが予想しなかった圧倒的な強さで並み居る強豪校を蹴散らし、初優勝した青山学院大学。

まるで昨年の大相撲で、逸ノ城が登場した時のようでした。

もうどうしようもない強さ、太刀打ちできないほどの強さです。

逸ノ城は優勝できませんでしたが、青学は見事に栄冠を手にしました。

思えば、数年前の出岐選手の出現、そして2012年に出雲、全日本、箱根という学生三大駅伝のうちの出雲駅伝で初めての優勝などからその予兆はあったように思います。

青山学院大学が優勝するまでの軌跡は、漫画や映画みたいですね。

もちろん各大学にもドラマはあると思いますが、新鮮さが感じられました。

そしてすごいのは、青学は来年も強いのでは?と思わされることです。

青学がここまできた理由には、有力選手の獲得、寮の整備、練習場所などの「インフラ」が整っていること、スポーツメーカーのバックアップと専門トレーナー常駐などの最新の練習方法を取り入れていることなどがあるのではないでしょうか。

世界的なアスリートを呼んだり、一流のものに触れさせることで、選手にも大いに刺激を与えたと思います。

あとは校風なのでしょうか、明るさが感じられました。

監督のお人柄や、スクールカラーというか大学のお洒落で明るいイメージもありますし。

実際、青学の選手は明るくて楽しそうに走っていたので、自分もあの中で走りたいと思う高校生が増えたのではないでしょうか。

青学の校舎は渋谷にありますから地方の学生にとってはイメージもよくて憧れますよね。

これからしばらくは高校の有力選手が青学に集まるとすると、各大学のリクルーティングが大変そうですね。


来年の箱根駅伝、青学はますます記録を伸ばしそうですし、各大学も5分から10分もの差をどう詰めてくるかが見どころです。


2位の駒澤大学ですが、記録上では今回5区のアクシデントがなくても青山学院大学には勝てなかった計算になります。

駒澤の1区2区ともに期待したよりも後続を離せなかったのが痛かったですね。

とはいえ、1区はレース展開がすごく面白かったです。

区間賞をとった中村選手の走りはしびれました。

16キロ地点で離され、その後追いつき並走もあり、突き放したと思ったらまだ離れずという何段階ものスパートが見ごたえがありました。

2区は城西大学の村山選手の走りをもっと見たかったかな。

順位が下位だとどうしても画面に捉えられるのが少な目になりますよね。

村山兄弟が注目されてましたが、東洋の服部勇馬選手が区間賞でしたね。

区間賞をとったものの、後続との距離を離せずに悔し泣きしていましたが、その気持ちが素晴らしかったです。

来年もまた注目したいです。

1区2区は有力選手が多くて見どころがありました。


今年は全体的に風もなく、記録を狙うには絶好のレース状態でした。

5区6区では雪も積り、山は例年よりも寒かったと思いますが、箱根町の除雪と晴れた天候にも助けられました。

5区駒澤の馬場選手ただ一人だけ、ランニングシャツで走ったことが悔やまれますね。

途中、高橋コーチからの給水の時に、ほとんど水を飲んでいないのが気になっていました。

その時にはすでに低体温の予兆が出ていたのかもしれません。

その後、低体温症の中、襷をつないだ姿には感動しかありません。

チームのためにも自分のためにも、襷がつながって本当によかった。


3代目山の神の記録は、箱根山中の強風がなかった中で生まれたものです。

青学は専門のトレーナーもいて、ピラティスなど体幹を鍛える練習をしているといいますし、強風も関係ないのかな。

身体が吹き飛ばされそうな強風の中で、43キロという軽さがどう出るのか、ちょっと見てみたい気もします。


今年は例年よりもテレビで給水を見る回数が少なくなりました。

監督が並走しての水の手渡しも個人的見どころの一つだったのに無くなったのが残念です。


日テレのメイン中継のタイミングですが、画面に映っていて目の前のレースで起こっていることよりも、アナウンサーがあらかじめ用意したものを読み上げることの方を優先しているみたいに感じました。

正直、そういうドラマ仕立てみたいな説明に感情をのせて朗々と読み上げるパフォーマンスはいらないです。

スポーツは、目の前に起こっていることを淡々と見せて、それに関係のある情報及びその時の情報をそのまま伝えてくれればいい。

個人的な主観や憶測は、見ている側の特権ですから。


駒澤は、ここ2年、今年こそは優勝と言われ、狙っていて取れなかった原因は何でしょう。

駒澤の選手は、高校時代から有力ランナーだった選手もいますが、無名だったのに駒澤に入ってから力をつける選手もいるので、そういう選手が出てくるのが楽しみのひとつでもあります。

毎年各学年に軸になる選手を作り、三大駅伝の優勝も絡めながらの箱根駅伝の3位以内を目標に掲げ、いいところまでいくのになぜか箱根駅伝では勝てない年が続いています。


箱根駅伝で勝てなかった。

卒業していく4年生はわずかしかおらず、箱根経験者または有力な選手がほとんど残っている。

実績のある1年生が入ってくるし、学生記録トップクラスの選手が何人もいるのだから、前回以上に強くなる。

しかも学生三大駅伝のレースでは圧倒的な強さで優勝した。

駒澤は強い。

このまま故障にさえ気をつけて、当日は普通に走りさえすれば優勝できる。

が、箱根では勝てなかった。

はいこの繰り返しです。


大八木監督がコーチになり、監督になってから駒澤は強くなりました。

生活態度を改め、学生の本分である授業を大事にする。これは基本。これがちゃんとできないと、伸びません。

そして学年やチームの連帯感が出来て、個人の記録も伸びてくる。

強くなったのが最近なので、怖いOBからの圧力も駅伝の伝統校に比べるとそんなにないでしょう。

どこに問題があるのでしょう。


気象や体調、不慮のアクシデントなどの条件と、レース采配がぴたりとはまることは難しいです。

特に箱根は、上り坂と下り坂とまさかの3つがあると言われていますが、本当にそうですね。

箱根駅伝で勝つには、それにプラスして神様と運もあるように思います。

今回は青学に神様が降臨し、1区2区で最下位だったのに最後まであきらめずに走った山梨学院大学が運を引き寄せ、シード権を手にしました。

山梨は直前の2区の絶対的エースの欠場によって、当初の予定が大幅に変わり、選手の動揺につながってしまいましたね。

それであそこまで頑張れたのは本当に素晴らしいと思います。


中央大学は伝統と歴史のある大学だけに今回のことは本当に残念でした。

脚が痛かったでしょうに、棄権することなく最後まで襷をゴールまで運んでくれましたね。

ぜひ今年の予選会で出場権を勝ち取ってほしいです。


私は大八木監督のファンです。

大八木監督の運営管理車からの檄が面白くって毎年楽しみにしています。

ガラが悪いとよく言われていますが、男と男の勝負を前に熱くなってしまうんでしょうねー。

もうひとつの箱根駅伝などでよく運営管理車の監督の様子が放送されますが、監督の個性が出ていて興味深いです。

箱根駅伝の監督バージョンを延々と観たいくらい個人的に好きです。

予選会から出場して、過去に途切れてしまった襷を必死で走って繋いだ選手の姿を見ながら涙する監督の様子は、こちらもぐっときます。



今回、駒澤の大八木監督の車と東洋の酒井監督の車が前後で選手に声を送るシーンが!

頼むからもっと音声大きくして欲しかったー!

酒井監督は上品な容姿なのに、えげつないくらいの叱咤激励の言葉が淡々とそのお口から流れます。

大八木監督は見た目が怖そうで、口調もワイルドですが、気を抜くと優しさが見え隠れするんですよー。

馬場選手が転んでフラフラになりながら走っている時にかけていた大八木監督の声は涙を誘います。

日テレさん、レース中は副音声で各大学の監督の声を流してください!

そして駅伝レース、トークバトルと合わせたDVDの販売をお願いしまーす!!








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最終更新日  2015年02月28日 19時49分15秒
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