カテゴリ:とりとめなく
中国道さんの日記を読んで、私も久々に"生きる"を見たくなりました。
15年ぶりくらいかな。 内容に関しては言うまでもありません。素晴らしいの一言です。 久々に見て、すっかり忘れていたのは、子を思う父の気持ちの描写の部分でした。 いえいえ、実を言うと、あの映画の嫌いな部分だったことを思い出しました。 あの息子が許せなかったような記憶があります。映画なのに。 でも今日は、「息子さんのこと好きなんでしょ」と問いかけられて、ほほえんだシーンを見て、なんだか気持ちが温かくなりました。 今回は、黒澤監督のすばらしさを再認識しました。 ストーリーもそうだけど、カメラの動かし方、ライティング、役者さんの活かし方、どれも妥協せずに完璧を求めたのが良く分かるような気がしました。それは、"生きる"の中の主人公の最後の数ヶ月ともだぶります。きっと、黒澤監督の生き方だったんでしょうね。 そして、何よりも驚いたのは、 この名作を作った年齢が、私と同じ歳であったこと。 別に比較するつもりはないけれど、私もがんばらなきゃと思いました。 ※今日のむりくり検索※ 楽天ショッピングの中で、 "生きる 黒澤明 志村喬 小田切みき"でDVDで検索してみました。 4本だけ見つかりました。 私自身は、実は英語版のものを別のところから買いました。 吹き替えはありませんが、字幕の英語がとても勉強になります。でも、速くてなかなか読み切れない・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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