テーマ:お勧めの本(7406)
カテゴリ:とりとめなく
この物語の主人公は自閉症の15歳の少年です。アスペルガー症候群と言われるタイプの少年で、数学が得意ですが、人とのコミュニケーションはうまく取れません。
ある日、近所で大好きだった犬が殺されてしまうことから、その真犯人を捜そうと思い立ちます。彼なりの独特な方法で、彼なりの勇気を持って、少しずつ真実を見つけ出します。 物語の始め、彼は自分の母親の死について説明します。彼らしくたんたんと説明します。もう少し反応があっても良いのにと思いましたが、物語の後半で、やはり彼にとっても母親は大切なのだと知ることになります。 『夜中に犬に起こった奇妙な事件』 この物語はフィクションですが、自閉症の少年の気持ちと、それに対する社会の理解を適切に描いていると思います。不思議な感動のある物語です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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