テーマ:温泉について(1678)
カテゴリ:とりとめなく
「Shall we ダンス」の助監督を務めていた山川氏が監督・脚本したのが「卓球温泉」です。このストーリーはネットのどこかのサイトにお任せするとして、この舞台となった「ますや旅館」は間違いなくお薦めの温泉です。
長野県田沢温泉にあるこの旅館は明治32年にまだ無名の島崎藤村が宿泊した宿として知られています。その部屋もそのまま残されており、今でも泊まることも出来ます。私も昨年、この部屋に泊まってきました。 ますや旅館は私は二度目でした。一度目は友達とで、雰囲気、温泉、食事、どれをとっても良かったので、妻を連れていきました。また、ここは長湯をしてものぼせることがなく、子宝に恵まれる湯とのこと、子供のいない私どももちょっと期待しましたが、さすがに一泊では効果は無かったようです。 泉質は単純硫黄泉でかけ流しです。湯船はごく普通の作りです。黒川温泉のような凝ったつくりはありません。純粋のお湯だけを楽しむ温泉と割り切った方が良いと思います。それが良かったりもするのですが。 もう一つ書かないといけないのが食事です。美味しいものを食べるのに、高いお金を出すのがばからしくなります。ここは案外安いのに食事もすばらしい。基本的には山菜を中心とした田舎料理ですが、季節になれば、松茸の土瓶蒸しなども出てきます。鯉洗い、鯉こくは定番のようで、鯉と聞くと避ける方もいるかもしれませんが、ここのは間違いなく美味しいです。私は鯉の見方がここで変わりました。地酒もうまい。のんびりと贅沢な時間をすごせます。 そうそう、話の始めの卓球の事を書かなければなりません。 ここは、映画「卓球温泉」の舞台になったということもありますが、実際に卓球場もあります。そこには、古い古い卓球台があって、いつでも楽しむことができます。卓球の醍醐味は、夫婦生活と同じで、ラリーを長く続けることにあるとのこと。皆さんが行かれたときも、連れ合いとラリーの回数を数えてみてください。あまりに続かない夫婦・恋人同士は、これを機会に普段の生活を見直した方がいいかも。 うちですか? うちは両方とも運動音痴ですから・・・ こぼしたピンポン球を拾い合うのが、うちの夫婦の形かも。 ※昔の作りの建物ですので、子供がいると気を使うかもしれません。ある程度、おとなしく出来る歳になってからの方が、連れて行くならば良いと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月07日 05時58分17秒
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