テーマ:むずむず脚症候群(54)
カテゴリ:睡眠
むずむず脚症候群なんて、ふざけた名前と思うかもしれませんが、症状を現すには適切な病名です。
人によって違いはあるようですが、だいたいの人は、一眠りしたくらいのときから脚がムズムズとしてきて目が覚めるようです。覚めると、もう辛くて横になっていられません。表面というよりは筋肉自体がムズムズする感じがします。さすったり、ばたばたと動かすと一時は楽になります。あるいは、うつぶせになると少し楽になります。しかし、10秒もたたないうちにムズムズ感がもどってきます。仕方がないので、立ち上がると、それで症状は止まります。止まったと思って横になるとまた始まります。つまり、ずっと眠ることができません。とても眠たいのに。大抵、一時間は格闘します。 私の場合は、仕方がないのでパソコンに向かいます。ただ、ひどいときは座っても症状が続くので、パソコンも集中することはできません。(そもそも眠い) また、脚だけでなく、手もムズムズします。深夜、懸垂なんかもしてみるのですが、眠いのに何で運動しないといけないのと情けなくなります。 子供の頃は、脚を隣の布団の下に潜り込ませると、畳が冷たくて治まった記憶があります。今はそれでは治らないみたいです。(だいたい、妻に叱られるかも) しかし、手を水で冷やすと少し長くムズムズ感は止まることに、最近、気が付きました。(足つぼマッサージも比較的良く効く。) 私が一番困ったのは、ひどいときには、座っていてもムズムズ感が出てくることがあることです。もっとも、これに悩まされたのは学生の時で、今は、ムズムズしてきたら歩けばいいので、そんなに困ることはありません。学生のときは、本当に辛くて先生に何度も言おうかと思いましたが、言えませんでした。「脚がむずむずして座ってられません」なんて、言えないですよねぇ。 長距離飛行機も恐怖です。初めてアメリカに行ったとき、機内でずっとムズムズしていて、二度と飛行機には乗りたくないと思ったのを今でも覚えています。幸い、最近は、これは無くなりましたが。 なによりも、一番つらいのは・・・ これを誰かに話したり、病院にいったりすることが出来なかったことです。たぶん、言えば精神的なものと思われるだけでしょう。今でも、何かストレスがありますか?・・・とか、聞かれそうです。しかし、今やネット上で多くの情報が得られるようになりました。テレビや新聞でも紹介されるようになりました。やっと、なんとかしようという気になりました。 これらは、あくまで似たような症状に悩む人への情報として書いているつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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