テーマ:温泉について(1679)
カテゴリ:とりとめなく
タイトルは、武雄市観光協会に書いてあったものです。確かに、ここでは時間は止まっています。売店の叔母さんの会話も、温泉に入るのにチケットを受け取る叔父さんも、どこか違う時間にいるような雰囲気を持っています。ちょっと戸惑う、不思議な雰囲気です。
武雄温泉は佐賀市と佐世保の間くらい、有田の近くにある小さな町にあります。日本で一番古いとも言われるくらいの古い温泉です。文献によれば1200年以上も前から知られた古湯で、私は歴史に疎いのでよく分からないのですが、天平年間に書かれた肥前風土記の中でも紹介されているそうです。 竜宮城をイメージーして造られたというこの建物は、東京駅を設計した唐津出身の辰野金吾博士の設計だそうです。建てられたのは大正3年、当時はどのように迎えられたのでしょうね。現在は資料館になっており、中には領主鍋島氏が使っていた大理石のお風呂や、美しいタイルで飾られた小さなお風呂が左右対称に幾つもあります。 私たちは同じ敷地にある元湯という大衆浴場に入りました。入浴料は300円。古い木造の建物で、湯船は広く、特に天井が高く、ゆったりとした気持ちで入ることができます。木造の天井を見ていると、なんだか違う時代に連れて行かれそうな気持ちになります。 湯船は二つあって、一つはとても熱いお湯になっています。せっかくなのでおもしろ半分に入って見ましたが、1分も持たずに慌てて逃げ出しました。近くの叔父さんは、なんともゆったりと入っていましたが、、、 泉温は51度、泉質は単純弱アルカリ性重曹泉だそうです。腕の表面ですぐにお湯がはじけるのは、前の日に別の温泉で石けんを使ったからか、あるいは、少し元気になったのか、どちらだったのでしょうか? さて、このあと有田に向かいましたが、偶然、知る人ぞ知る椋露地公三郎氏のギャラリーを発見!慌てて車をとめて向かいましたら、カエルのお出迎えがありました。その話は次ということで、、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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