テーマ:むずむず脚症候群(54)
カテゴリ:睡眠
(どんなに寝ても日中に眠い方、夜中に脚がむずむずして眠られない方へ)
装着して一ヶ月、最初はなかなか眠れませんでしたが、脳の適応は早く、朝方などは、付けているのがどうか触って確認しないわからないくらいになりました。しかし、時々水滴がついて唇に落ちてきたり、風邪気味で鼻の調子が悪いと鼻呼吸自体が苦しかったり、まだまだ朝まで一度も起きずに熟睡というふうにはなっていません。それでも、日中の眠たさからは劇的に解放されています。 以前だったら、通勤の時からあくびと戦いで、昼食後は睡魔と戦いでした。今は、日によりますが、大抵は、すっきりとした気分です。新しいアイデアも沢山でてきます。集中力も増してきたように思います。これまで、どれだけ不利な状態で体と頭を動かしていたのか信じられない気持ちです。「すっきりしています。」と言ったって、本当は、それが当たり前なのですから。 面白いことが分かってきました。朝方、CPAPを外してしまうことがあるのですが、そうすると、一晩、CPAPを付けていなかった時のような眠さが戻ってきます。ですから、今は、完全に起きるまでがまんして装着しています。朝方、短い時間でも無呼吸があると駄目のようですね。 ところで、無呼吸での睡眠不足の状態というのは、私の場合は、頭の芯だけが麻酔にかかったような状態です。その回りは疲れもとれているのですが、芯だけがボーとしていような状態です。ちょっと眠ろうが、あくびをしようが、頭を叩こうが、何をしても、この感じは丸一日続きます。これを、私は単なる疲れと思っていました。あるいは、寝不足だと思っていました。CPAPを経験する前まではです。 CPAPを付けた今でも、睡眠時間が4時間程度しかとれない時があります。もちろん、そんな時は眠いのですが、この眠さは頭の外側が眠いような感じです。芯だけが異様に眠いということはありません。ちょっと仮眠を取れば、しばらくは大丈夫です。眠たさというのも、いろいろあるのだと実感しています。 それと、不整脈ですが、これも大きく改善されているような気がします。先ほどの、頭の芯がボーとしている状態の時は頻繁に発生しますが、眠くないときはあまりおきません。もしかしたら、このままCPAPを装着していたら、不整脈も治ってしまうかもと密かに期待しています。不整脈のある方、一度、無呼吸症候群を疑ってみてはどうでしょうか。無呼吸症候群は細いかたでも可能性はあります。私の行く川崎の病院にも、若くて細い女性も通院されていました。 さて、肝心のむずむず脚症候群ですが、これも1錠の薬のおかげで劇的な改善を得ています。たまに、就寝後3~4時間後くらいにむずむずすることはありますが、以前に比べればまったく軽減されています。服用している薬については臨床試験結果も最近出てきまして、ますます有効であることが実証されたようです。昼眠く無く、しっかり寝て、ドーパミン不足ということも無いようなので、最近、英語の勉強がやっと前に進むようになって気がします。(^^; ビ・シフロール®、レストレスレッグ症候群(RLS)治療に奏功 ただし、この薬、昼間の突発的な眠さを引き起こしたケースがあると書いてありました。その方は、たぶん、むすむず脚が改善されてぐっすりと深く眠れるようになって、実は潜在的に無呼吸症候群の症状なんかもあって、そちらの悪さが顕在化してきたのではないかと想像したりしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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