シンクロニシティ

路面に凍り付いた雪の固まりが、ガバッ！ゴソッ！と取れた時、なんとも気持ちがよい。

どんどん綺麗になって、通った道の表面が少し乾いてくる。なんとも気持ちが良い。

さっきまでは寒い寒いと思っていたのに、着ているものを脱ぎたくなるくらいポカポカしてくる。なんとも気持ちが良い。

腕がだるくて、軽く腰が痛くなってきたけれど、これだって、なんとも気持ちが良い。

"少し体重が減ったかもしれない"と、想像すると(^^;、なんとも気持ちが良い。

そして、

「ご苦労様です」と笑顔で声をかけてくれた近所のおばさん。なんとも気持ちが良いです。

ずっと向こうの方で雪かきをしているお爺ちゃん。目があって慌ててお互いに挨拶しました。なんとも気持ちが良いです。

隣のおじさんが外出。ばつ悪そうに軽く会釈して通り過ぎました。こっちも罰が悪いけれど、でも、これも普通のこと。なんとも気持ちが良いです。

朝の新聞配達員が、「あ、ここには雪がない。」と思ってくれれば、いや、事故なく配達さえしてくれればと思うと、なんとも気持ちがよいです。

ここを通る人たちが、「ここは歩きやすいな」と思ってくれれば、なんとも気持ちがよいです。


人間関係って、思わぬ所につり積もった雪があるのかもしれませんね。
汗をかきながらする雪かきは、そんな見えない雪までどけてくれるのかもしれません。



ただし、たまにするから良いのだよねぇ・・・

日常の事の方、ご苦労様です。体調をくずさずがんばってください。

あまりに多い雪の被害に今も遭われている皆様、一日も早い回復をお祈りしております。