シンクロニシティ

会社の帰り、近くの中学校の脇を通った。グランドからは若い球児達のかけ声。もうかなり暗くなってきたところで、かけ声もいささか疲れ気味。監督も疲れ気味のようでベンチにどんと座って動かない。

と、よくよく見れば、白い煙がときおり周辺に漂う。まさかと思ってよく見れば、いやちらっと見ても分かる、それはまぎれもなく煙草。監督、どうどうとした態度で気持ちよく一服。私、しばし唖然。

吸うなら生徒のいないところで吸えばいいのに。ましてや、神聖なる球児の前で吸うとは信じられない。この球児達が、先生に隠れて煙草を吸っていたとしても、誰が責められようか。

とがめる事なく過ぎ去った自分の後ろめたさも加わって、なんともイヤな夕方になってしまった。