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2006年08月17日
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カテゴリ:睡眠
タイトルの手術を受けるにあたり、他の方の報告がとても参考になりました。心構えがあると、随分楽になるものだと感じました。私も、私自身が「これも知っておくと良いかな?」と思ったことを少し加えて、ここに報告させていただきます。

受けてきた手術は、鼻中隔矯正術と下鼻甲介粘膜切除術の二つです。まずは、この二つを簡単に説明しておきます。

【鼻中隔矯正術】
鼻の中の通り道は大概の人で決してまっすぐではありません。鼻の中には左右を分ける鼻中隔という軟骨があるのですが、これが、左右のどちらかに曲がって出っ張っていると、通り道を圧迫して通りが悪くなるのです。いつもどちらかの鼻の通りが悪い人は、これを疑ってみるのが良いかもしれません。曲がりが酷い人の場合は手術ということになります。

この手術では、その曲がった(左右のどちらかに偏った)軟骨をいったん取り出します。取り出すためには、その回りの粘膜をまずは剥離させて、そこから抜き取るような感じのようです。取り出した軟骨はまっすぐな部分をうまく活用して、その部分を再び元の場所に戻します。そして、粘膜をもとに戻します。加工の過程で軟骨は元よりは小さくなるようで、戻したあとは、粘膜に挟まれて、中空に浮いたような形になるようです。強度に問題はないそうです。また、外見上はまったく変化ありません。(妻は、それが残念だという。)

この手術だけの場合は、多くの場合は局所麻酔だけで行うようです。時間も1~2時間もあれば良いようです。

【下鼻甲介粘膜切除術】
鼻の中の下鼻甲介という部分の粘膜が分厚くなってしまっている場合、やはり鼻の通りが悪くなります。私の場合も、両方とも腫れていることが多く、この場合、鼻呼吸がとてもつらくなります。

手術では、この厚くなった粘膜をばっさりと切り取るようです。切り取ったあとは当然出血をしますので、ガーゼを(看護師さんによればコンニャクと同じ成分のものだとか)数枚詰めて止血します。私が受けた病院の場合は、翌々日には抜き取ってしまうようです。その後、大変出血しやすい状況にありますので、入院を継続し、ある程度傷口が治ってから退院となります。ガーゼを取ってから、さらに数日は必要となるようです。


とても簡単ですが説明は以上です。

局所麻酔の場合は、この手術の過程がすべて自覚できるようで、また、痛い場合もあるようでして、私は迷わず全身麻酔にしました。友人の話では、頭の中にノミを入れられたような感覚だとか・・・。
手術の山場は、もう一つあります。それがガーゼ抜きです。この痛さについては、さんざん聞かされていて、私も手術を躊躇した一つの理由でした。

しかし、私が一番大変だと感じたのは、手術直後の体調と、ガーゼが鼻に詰められた状態の辛さです。ちょっと甘く考えていました。ですので、このあたりを中心に報告していこうかなと思っています。






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最終更新日  2006年08月18日 10時01分09秒
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