カテゴリ:睡眠
昨日もあまり眠ることは出来なかった。口呼吸で寝るということが、こんなにも大変な事だとは思っていなかった。横になっても、うつ伏せになっても、仰向けになって首のあたりにタオルを入れてみても、口は開いたままになるのだが、それでも喉の奥が閉じて鼻で息をしようとする。そのたびに、「ウガァ!」という感じで窒息しそうな気分で目が覚める。仕方ないので寝るのを諦めてベッドの上であぐらをかいてもみたが、巡回の看護師さんに見られて少し焦る。しかし、3時頃だろうか?右鼻の細いチューブ一本から吸い込まれる空気で、結局は寝てしまったみたい。ひどいいびきだったに違いない。 さぁ、今日はいよいよガーゼを取る日。 どうやら三名が対象のようで、私は一番目。 鼻の下に受け皿をあてて、鼻孔を器具で強く開き、いよいよ先生が一枚ずつバリバリと音を立てながらガーゼを抜いていく。確か、4枚か5枚で、一枚ずつ痛みは増していくけれど仰け反るほどのものではない。たいして痛くはない。楽勝。むしろ、鼻孔を器具で強く開いているのだが、その部分の方が痛かったくらい。 すべて抜いたあと、すぐに診察台からおりて別の机に移動。そこで、ぼたぼたと流れてくる血をひたすら皿で受ける。最初は「ボタボタボタボタ」という感じ。びっくりするくらい流れ出てくる。すぐに次の患者さんのガーゼ抜きが始まった。そして、三人目も終了。その頃には私も「ポタポタポタ」という感じになってきたが、このまま止まらなかったらどうしようと不安になる。 数分して、先生が全体の様子を見て、私は飛ばして2人目を呼んで後処置をおこなった。次は、3人目。その頃の私は、やっと「ポタ ポタ ポタ」という感じ。でも、止まらない。その3人目の処置も終わった時には「ポタ ポタ」という感じだったが、先生、決断したようで、「小さなガーゼをいれましょう」とのこと。が~ん。また、ガーゼいれるの。 結局、少しだけ空気のとおる小さめのガーゼを再挿入されて午前の診察は終了。また、眠れない夜がくるとがっかりする。でも、頭は随分軽くなった。熱もすっと下がった。気分もとても良い。どうか入院期間まで伸びませんように・・・と願いつつ恐怖のガーゼ抜き体験は終了。 その後、本来は、連休のため三日後にガーゼを抜くということだったが、その夕方に先生が再診してくれて、その小さなガーゼも取ってくれた。おー、これまで経験したことの無いくらい自由に鼻で息ができる。すばらしい!と感激。 でも、傷の治りを早くするためにと、綿球を再び鼻に詰める。あれ?今夜も眠れないかも。 ワンポイントアドバイス ・鼻に何枚も詰めていたのは正確にはタンポンガーゼと言うらしいです。これが入っている間は頭も重いし熱もでます。他の患者さんも、みんなそうでしたから、だれでもそうなるらしいです。ですから、こういった症状は心配する必要ありません。 ・まだまだ鼻の中にかさぶたなどで汚れていますし、腫れもあるのでしょう。綿球を入れていると、あまり自由に息ができません。食事もとてもしずらいです。そんな時は、食事中だけ綿球をはずすと良いかもしれません。叱られるかもしれないけど、私はそうして食べていました。食べ終わったら、すぐに綿球をつけなおしていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|