カテゴリ:睡眠
たった6日目でプライバシーを語るのは早すぎると思う。でも、一つ思ったことがあるので書きたい。 初日にプライバシーが無いと実は書いた。しかし、その時感じた”プライバシーの無さ”は入院6日目には薄らいでいた。だらしなく寝ている姿を見られたって、雑誌やテレビばかり見ていると思われたって、鼻呼吸ができずにくちゃくちゃとご飯を食べたって、みんなそうなのだ。別に隠す必要のあるようなことじゃない。体を拭く時だって、おしりくらい見られたっていいやと思うようになる。(自分だけかも) しかし、多くのことは、今だけだからだという気持があるからなんだと気が付いた。私の知っている人たちのように、長く一つの施設で暮らすとすれば、きっと、私が想像していないようなプライバシーの問題が沢山出てくるのだと思う。そう、想像できないような事。それがあると気が付いたことが、一つの収穫だったかもしれない。一瞬でも、”プライバシーが無いなんて嫌だなぁ~”なんて思った自分が恥ずかしい。 話はかわるけれど、確か手術したあと二日目の夜、眠れずに睡魔と格闘していたときに、うとうとと一瞬眠った時に何か夢を見た。 目の前には大切な何かが置かれている。 みんながそれを触ろうと手を伸ばす。 「触らないで」とお願いする自分。 しかし、どんどん手が増えてくる。 思わず感情が高まり、 「やめろって言っているだろ!」と言いながら、 それら手を払おうと勢いよく腕を伸ばす。 そこで目が覚めた。 勢いよく伸びる手はベッドの枠にガツンとあたった。 口からは「やめろっていってんだろぉむにゃむにゃむにゃ」と聞き取れない言葉を叫んでいた。 あっと思って耳を澄ますと、誰の寝息も聞こえてこない・・・そう、みんな、目がさめたのだ。 個室もいいなと一瞬思った。 ワンポイントアドバイス ・手鏡は絶対必要。あと爪切りも必要かな。手鏡は持っていかないほうが非常識かな。でも、iPod nano が十分に鏡の代わりになりました。さすが iPod。ちょっと嬉しくなりました。しかし、その肝心のiPodを使ったかというと・・・ ・ヘッドフォンで音楽を聴くチャンスは少ないかもしれません。遮音性の高いヘッドフォンを持っていったのですが、何しろ、ちょくちょく呼ばれるので、耳を塞いでおくわけにはいかないのです。片耳で音楽を聞いていてもつもらない。だいたい、横になって音楽を聴けば、大抵は寝てしまいますし。なので、iPod nano は深夜、絶対に誰からも声のかからない時にしか使えませんでした。残念。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月22日 22時55分00秒
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