テーマ:なんちゃってバリアフリー(9)
カテゴリ:写真
これ、知っていますか? 東京メトロの各駅に配備されている「駅係員呼出しインターホン」です。写真はポール型のもので、写真では分かりませんが、胸くらいまでの高さのものだったと思います。 緊急で駅係員の呼出が必要な場合や、不審物を見つけた時に、すぐに話しが出来るようにするために設置したのだそうです。 これを見て私は唖然としました。 何か気が付きませんか? 文字も大きいし、配色にも気を使っているようです。(おそらく) ボタンの位置も低いとろこにあって、下の方には分かち書きされた平仮名の説明もあります。子供でも押せるようにしたのだと思います。 いたずらが多いでしょうが、利用者の安全を第一に考えた、この取り組みは素晴らしいと思います。 しかし、 しかしながら、幾つかあれれ?と思うことがありました。 一つ目は、 外国語の表記がまったく無いことです。 ここまで配慮して、どうして、そんなことに気が付かなかったのかが不思議でなりません。 もしかしたら、外国人には使って欲しくないのでしょうか・・・ 外国人を悪者にしているようにすら感じてとても不快でした。 二つ目は、 ボタンは、呼出状態を赤色で、通話可能状態を緑色で示します。 しかし、色覚に障害のある方はこれでは分からない可能性があります。 呼出中は点滅するくらいの工夫はあっても良かったと思います。 三つ目は、 何故か、スピーカーの部分と思われるところにテープが貼ってあります。 もしかしたら、音量を小さくするために意図して張ってあるのかもしれませんが、不思議です。 (さすがに剥がすことは躊躇しました) まだ気になる点はあって、ぱっと見て、どこに呼出ボタンがあるか分かりにくいのですよね。せっかく他の文字は大きく書いたのに、一番大切なボタンの文字が小さいのは何故?と思いました。 それと・・・ここにプレスリリースがあります。 http://www.tokyometro.jp/news/2006/2006-28_1.html 既読リンクの色がテキストと似た色なので、一度でもリンクをクリックしてしまうと、戻ってきたときに、どこにリンクがあるのか分からなくなります。 たぶん、あら探しをすればいくらでも出てくるのですが、それはこのくらいにします。 最初に戻って、一番大きな疑問点はやはり外国語表記が無い点です。 どうして、せめて、英語表記をしなかったのか、 できれば、中国語と韓国語ぐらいは付けても良かったのではないでしょうか。 もしかすると、新大久保駅の韓国学生の事故も、こうしたものを設置するきっかけになったのではないでしょうか。だとすれば、ますます、外国語表記はして欲しいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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